<Original Paper>最近のわが国の都道府県別胃癌死亡率と食品等との関係
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概要
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わが国における胃癌死亡率の都道府県別格差に関連する食物要因を探る目的で, 1980,1985,1990年の性・都道府県胃癌のSMR(標準化死亡比)と各SMRの調査年より6年前, 11年前および16年前の食物要因(一人当たり, 一月当たりの44項目の食物要因および付加項目としてたばこ)との関係について調べた.本研究成績から, 都道府県別胃癌SMR(男女)と項目との関係で有意の正相関が認められたのは食物要因9項目(食料費, 生鮮魚介類, 塩干魚介類, 生鮮野菜類, こんにゃく製品, 嗜好品, 菓子類, 酒類, 清酒)とたばこ1項目の合計10項目, 有意の負相関が認められたのは4項目(麦・雑穀類, 鶏肉, 干しいたけ, 食用油)であった.
- 川崎医療福祉大学の論文
著者
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角南 重夫
川崎医科大学 公衆衛生学教室
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角南 重夫
川崎医科大学 公衆衛
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藤井 俊子
川崎医療福祉大学医療技術学部臨床栄養学科
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藤井 俊子
川崎医療福祉大 大学院医療技術学研究科
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角南 重夫
川崎医科大学
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