オニヒトデ胃部の蛋白質分解酵素に就いて(農芸化学科)
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概要
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(1)オニヒトデ(Acanthaster planci)の噴門及び幽門胃部より得たアセトン粉末粗プロテアーゼ標品はカゼインを基質とした場合, pH2.0,6.5,及び9.0附近に於て活性の極大を示した。(2)この標品はヘモグロビンを基質とした場合にもpH2.0に於てプロテアーゼ活性の極大を示した。(3)この粗プロテアーゼ標品はpH5.3に於てMilk-clottingの性質を示さなかった。(4)この標品のpH9.0附近に活性極大を示すプロテアーゼはCa^++イオンに依り活性が増大した。
- 琉球大学の論文
- 1976-12-01
著者
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