日本の将来の木材供給についての検討(生物生産学科)
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概要
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日本は総木材消費量の70%を輸入に頼っている。しかしながら,これまでの産出地域(北アメリカ,東南アジア)からの木材供給は急速に減少しつつある。日本は相当な森林資源を有しているが,しかしその競争的立場は弱い。この理由は調査されている。この論文では日本の国産材生産の回復と針葉樹人工林材の輸入の増大についての展望を検討している。オーストラリアは針葉樹人工林材の重要な輸出国になることができるだろう。しかし,この国が木材資源を多量に輸出することができる前に,すなわち輸出向けの針葉樹計画を立てる以前に解決すべきいろいろな問題がある。この論文は将来における木材の必要性や貿易関係について関係地域の国々の間で一層の話し合いを求めている。
- 琉球大学の論文
- 1993-12-01
著者
-
安里 練雄
琉球大学農学部生物生産学科
-
フローレンス ロス
オーストラリア国立大学林学科
-
篠原 武夫
Department of Bioproduction, College of Agriculture, University of the Ryukyus
-
フローレンス ロス
Department of Forestry, Australian National University
-
安里 練雄
Department of Bioproduction, College of Agriculture, University of the Ryukyus
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