Analysis of Techniques in the World Amateur Wrestling Games Greco-Roman in 1979
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概要
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本研究は, Score DataとV.T.R.を用いて, 世界アマチュア・レスリング競技109試合を対象に(Greco-Roman Style 1979年)分析し, 次のような結果を得た。1) 全試合で勝者の平均得点は, 9.13±5.76で, 勝者は負者の約3∿4倍であった。最も平均得点の高いクラスは68kg, 13.78±7.55であった。2) 先制取得点することが勝者となる確率は, 全試合中81%の高い確率であった。しかし1 Period 79%, 2 Period 78%, 3 Period 89%であった。3) Fall, Passivityそして判定勝ちでは, Fallが全体の25.5%, Passivity 25%, Penalty Points (0)^+ 12点以上の大差では, 13.5%であった。4) 判定勝勝者の得点パターン分類では, A, B, C, D, Eの5つのタイプに大別でき, B, Cタイプが最も多く見られた。5) 立技における全クラスの技術頻度では, (1) "Caution"∿282回, 全体の38%, (2) "Counter" Points∿79回(10.6%), (3) "Body Tackle/Duck Under"∿74回(10%), (4)"Arm Drag"∿46回(6.2%), (5) Bear Hug & Go-Behind"∿45回(6%), (6) "Hip Throw"∿41回(5.5%), の順で最も多くの技術が見られた。6) 立技技術で, (1)相手と向き合った姿勢から前方へテイクダウンしていく技術は, 全体の45%, (2)相手と向き合った姿勢から背中越しに相手を投げる技術は, 全体の22%, (3)相手と向き合った姿勢から, 体を反って後方へ投げる技術は, 16%で, 3つのSkillに分類, 大別できた。7) 寝技における全クラスの技術頻度では, (1) "Gut Wrench"∿93回, 全体の62%, (2) "Swich"∿17回(11%), (3) "Roll Counter"∿11回(7%), そして"Bar Arm Series"∿11回(7%)の順で最も多くの技術頻度が見られた。
著者
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