生元素安定同位体比解析によるコシヒカリの産地判別の可能性

元データ 2008-05-15

概要

コメの産地偽装問題が起きており,コメの産地を科学的根拠に基づいて判別する技術が必要とされている.本研究は,日本産,豪州産,米国産コシヒカリを用いて,炭素・窒素・酸素安定同位体比解析を行い,安定同位体比解析によるコメの産地判別の可能性を検証した.解析の結果,日本産のコメの安定同位体比は,平均値で,炭素では米国産よりも0.7‰,窒素では豪州産よりも3.8‰低く,酸素では豪州産と米国産よりもそれぞれ12.6‰,3.5‰低い値を示した.安定同位体比から,日本産のコメは,他国産のコメと識別できることが明らかになった.安定同位体比解析は,DNA判別や微量無機元素測定などの他の技術と相補的に利用すれば,強力な産地判別技術になる可能性がある.

著者

中下 留美子 首都大学東京大学院理工学研究科
鈴木 彌生子 首都大学東京大学院理工学研究科
伊永 隆史 首都大学東京大学院理工学研究科
伊永 隆史 公立大学法人首都大学東京 大学院理工学研究科
中下 留美子 公立大学法人首都大学東京 大学院理工学研究科
鈴木 彌生子 公立大学法人首都大学東京 大学院理工学研究科
中下 留美子 東京農工大学農学部土壌環境保全学研究室
山田 悦 京都工芸繊維大学環境科学センター
赤松 史一 首都大学東京大学院理工学研究科
鈴木 彌生子 日本認証サービス株式会社
鈴木 彌生子 東京都立大学理学部:(現)岡山大学理学部地球科学科
赤松 史一 首都大学東京大学院理工学研究科化学専攻
山田 悦 京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科物質工学専攻
山田 悦 京都工芸繊維大学工学芸学部
中下 留美子 東京農工大学大学院連合農学研究科
Yamada Etsu Department Of Chemistry And Material Technology Kyoto Institute Of Technology
伊永 隆史 首都大学東京
Suzuki Yaeko Department Of Chemistry Tokyo Metropolitan University
Suzuki Yaeko Department Of Chemistry Graduate School Of Science Tokyo Metropolitan University
Nakashita Rumiko Department Of Chemistry Tokyo Metropolitan University
Nakashita Rumiko Wildlife Ecology Laboratory Forestry And Forest Products Research Institute
伊永 隆史 京都工芸繊維大学環境科学センター

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