位相限定相関法に基づく映像の高精度動き推定(画像処理(3), 信号処理, LSI, 及び一般)
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概要
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本稿では, 位相限定相関法(Phase-Only Correlation: POC)に基づく映像の高精度動き推定について述べる.動き推定は, 映像符号化, ステレオビジョン, 超解像イメージングなどに不可欠な処理である.本稿では, POCに基づく階層探索と全探索の2つの動き推定手法を適応的に切り替えることで, 映像のグローバルな動きとローカルな動きを正確に検出する手法を提案する.提案手法をメッシュベースの映像動き補償に適用し, その性能を定量的に評価した結果, 一般的によく用いられる差分絶対値和(Sum of Absolute Differences: SAD)を用いた全探索と比較して高い精度とロバスト性を実現できることを示す.
- 2005-06-21
著者
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青木 孝文
東北大学大学院情報科学研究科
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近藤 敏志
パナソニック株式会社
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沼 徳仁
東北大学大学院情報科学研究科
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近藤 敏志
松下電器産業株式会社
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ロイ フイチェン
東北大学大学院情報科学研究科
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沼 徳仁
東北大学大学院情報科学研究科博士課程
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近藤 敏志
松下電器産業
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