2004年2月5日柏崎突風時にドップラーレーダーで観測された降雪バンドと風の場
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
2004年2月5日に柏崎で突風災害が発生したときの降雪バンドと風の場をドップラーレーダー観測した.突風発生直前に西南西-東北東にエコー頂5000mを越える降雪バンドが発達し, その南側は高度500mから4000mまで局地的な強風域となっていた.降雪バンドと強風域の接するところに10^<-3>s^<-1>オーダーの渦度を持つシアーラインが形成され, これら全体がゆっくり南下した.シアーライン上には直径5kmのメソ渦が形成され, 渦度は10^<-2>s^<-1>オーダーであった.ここに南下してきた降雪バンドの上昇流が作用し, 竜巻の発生した可能性が高い.
- 社団法人日本気象学会の論文
- 2005-03-31
著者
-
岩本 勉之
(独)防災科学技術研究所 雪氷防災研究センター
-
山口 悟
防災科研・雪氷
-
清水 増治郎
雪氷防災
-
中井 専人
防災科学技術研究所
-
山口 悟
防災科学技術研究所雪氷防災研究センター
-
石坂 雅昭
防災科学技術研究所長岡雪氷防災研究所
-
岩本 勉之
防災科学技術研究所長岡雪氷防災研究所
-
石坂 雅昭
防災科研・雪氷
-
石坂 雅昭
独立行政法人防災科学技術研究所雪氷防災研究センター
-
中井 専人
防災科研・先端解析
-
清水 増治郎
防災科学技術研究所雪氷防災研究部門
-
清水 増次郎
防災科学技術研究所長岡雪氷防災実験研究所
-
岩本 勉之
北大・低温研
-
岩本 勉之
防災科学技術研究所 雪氷防災研究部門
-
清水 増治郎
防災科学技術研
-
清水 増治郎
防災科研・雪氷
-
山口 悟
防災科学技術研究所
-
中井 専人
防災科学技術研 雪氷防災研究セ
-
石坂 雅昭
防災科研雪氷
-
石坂 雅昭
防災科学技術研 雪氷防災研究セ
関連論文
- 防災科学技術研究所における道路雪氷研究
- 積雪構造からみた平成18年豪雪の特徴
- (7)風送ダストの大気中への供給量評価と気候への影響に関する研究 : 1.発生域における風送ダストの大気中への供給量評価 : (2)タリム盆地からの風送ダスト供給量 : (1)タリム盆地からの風送ダスト供給量I((3)科学技術振興調整費による研究, 4競争的資金等の外部からの資金導入による研究開発の推進)
- (2)雪氷災害の発生予測に関する研究((4)火山災害、気象災害、土砂災害等の災害対策に関する研究開発, 1プロジェクト研究)
- (3) 境界層内風送ダスト輸送と三次元地形の関係解明に関する研究((2) 科学技術振興調整費による研究,4 競争的資金等の外部からの資金導入による研究開発の推進,I 研究活動)
- (2) 雪氷災害の発生予測に関する研究((4) 火山災害、気象災害、土砂災害等の災害対策に関する研究開発,1 プロジェクト研究,I 研究活動)
- 2007年2月-4月に発生した雪崩事故状況調査報告
- ii 素過程解明に関する研究((2)全球水文過程における災害予測に関する研究,d.地球科学技術特別研究,1.特別研究,2.(1)研究課題一覧,2.研究活動)
- ii 素過程解明に関する研究((2) 全球水文過程における災害予測に関する研究,d. 地球科学技術特別研究,1. 特別研究,2.(1) 研究課題一覧,2. 研究活動)
- 2008/2009年冬期の日本各地における積雪深の変化
- P156 積雪時における地上4高度の気温観測
- 地上気象要素の偏差に見られた2007/2008冬季の特徴
- 2007/2008年冬期の日本各地における積雪深の変化
- 3.1.11 全球水文過程における災害予測に関する研究(地球科学技術特別研究,3.1 特別研究,3. 研究業務)
- B303 タクラマカン沙漠に面する天山・崑崙山脈中腹におけるダスト輸送量(ダストの発生過程,スペシャルセッション「アジアンダスト」I)
- 広域一斉積雪断面観測による平成18年豪雪における積雪の地域特性の研究
- 3.3.23 北極海の海氷の表面特性に関する研究 : 海氷面の反射特性(3.3 経常研究,3. 研究業務)
- 第14回雲・降水国際学会参加報告
- International Symposium on Snow Science (モスクワ)の報告
- 札幌の平地積雪断面測定資料 : 平成7年〜8年冬期
- 上高地乗鞍スーパー林道で発生した雪崩(2003年1月5日)の調査報告
- P422 高分解能降雪強度観測によるZe変動の評価(ポスターセッション)
- B101 長岡周辺の降雪予測実験とレーダー・地上観測の比較 : 2008年2月の事例(降水システムI)
- B407 雪雲上陸時の降水強度変化とその再現性(雲物理)
- P379 新潟、北陸地域の降雪分布の特徴
- P180 雪雲の種類別に見た2005年12月の降水分布特性
- 疑似路面センサーによるアクティブ型雪氷路面センシング機能の研究
- 2005/2006冬季に中越地域近辺で観測された雪雲の特徴
- A104 2005/2006年冬季の降雪パターンと風との関係(スペシャルセッション「2005/06年の異常な冬について」I)
- A102 新潟県中越における降雪分布と降雪モード・降雪粒子の関係(スペシャルセッション「2005/06年の異常な冬について」I)
- A101 2005/2006冬季に中越地域近辺で観測された降雪系(スペシャルセッション「2005/06年の異常な冬について」I)
- P367 降雪粒子の種類に関する観測と気象モデル出力との比較
- A112 新潟県中越地域において大雪時に見られた渦状降雪雲の数値実験(降水システム)
- A103 積雪構造からみた平成18年豪雪の特徴(スペシャルセッション「2005/06年の異常な冬について」I)
- A207 長岡におけるZdrと卓越降雪粒子の変動(降水システムI,一般口頭発表)
- P126 降雪プロファイルと地上降雪 : 数値実験と観測との比較
- 妙高山域の幕ノ沢で2008年2月に発生した大規模な乾雪表層雪崩
- B410 新潟県中越地域における2005年1月から2月にかけての降積雪(速報)(気象予報)
- 雪氷機関ニュース 長岡雪氷防災研究所における「2005豪雪」への取り組み
- c 境界層内風送ダスト輸送と三次元地形の関係解明に関する研究((7) 科学技術総合研究委託費による研究,3 競争的資金等の外部からの資金導入による研究開発の推進,I 研究活動)
- q 雪氷防災に関する基礎的研究((2) 基礎研究の推,2 部門長裁量費による研究,I 研究活動)
- 月山姥沢における等価積雪密度について
- 平成18年豪雪における山地積雪の特徴 : 近年の山地積雪の変動の中で
- (11) 雪氷災害の発生予測に関する研究(1 プロジェクト研究,I 研究活動)
- (2)雪氷災害に関する調査研究(d.雪氷防災,2.経常研究,2.(1)研究課題一覧,2.研究活動)
- 雪崩の特性解明研究((1)富山県域の雪の特性解明と克雪・利雪に資する高度利用に関する調査,c.生活社会基礎研究[地域先導研究],5.科学技術振興調整費による研究,2.(1)研究課題一覧,2.研究活動)
- (2)雪氷災害に関する調査研究(c.雪氷防災,2.経常研究,2.(1)研究課題一覧,2.研究活動)
- 3.1.9 雪氷とその変動に伴う災害防止技術の高度化に関する研究(雪害対策特別研究,3.1 特別研究,3. 研究業務)
- 豪雪地帯の降水変動を考える : 過去約70〜100年間の長岡・新庄・盛岡における積雪変動・気温変動・降水量変動を考える(降水システムと降水変動)(平成13年度共同利用研究集会講演要旨)
- 大洋の長期波浪発現確率における波高と波周期の連関の測度に関する考察
- P179 メッシュ気候値2000に基づく積雪地域の質の気候図
- D360 暖冬年が降水量データに与える影響(気候システムIII)
- B309 2005/2006冬季降雪時における内陸地上気象要素の再現性(降水システムI)
- 規格化した冬季最深積雪から見た平成18年豪雪の特徴
- B108 山地観測データを用いた山地冬季解析雨量の精度評価(気候システムI,口頭発表)
- 雪粒子の成長に伴う同位体比の時間変化について
- 新潟県中魚沼郡中里村における融雪期の積雪中固体微粒子濃度の時間変化
- 3.1.12 全球水文過程における災害予測に関する研究(地球科学技術特別研究,3.1 特別研究,3. 研究業務)
- 2006/2007年冬期の日本各地における積雪深の変化
- 2005/2006年冬期の日本各地における積雪深の変化
- A111 上陸する渦状降雪雲のVARD解析(降水システム)
- 2004年2月5日柏崎突風時にドップラーレーダーで観測された降雪バンドと風の場
- C370 長岡におけるZdrと卓越降雪粒子パラメーターの比較(降水システムII,口頭発表)
- ii 素過程解明に関する研究((2)全球水文過程における災害予測に関する研究,d.地球科学技術特別研究,1.特別研究,2.(1)研究課題一覧,2.研究活動)
- (2) 富山県域の雪の特性解明研究と利雪に関する高度利用研究 : 雪崩の特性解明研究(c. 生活社会基盤,5. 科学技術振興調整費による研究,2.(1) 研究課題一覧,2. 研究活動)
- (2) 雪氷災害に関する調査研究(c.雪氷防災,2. 経常研究,2.(1) 研究課題一覧,2. 研究活動)
- 3.3.8 雪氷圏巨大崩壊現象に関する基礎的研究(3.3 経常研究,3. 研究業務)
- 長岡における積雪観測資料(21)(1996.11〜1997.3)
- 3.3.1 融点近傍にある積雪の変態ならびにそのシミュレーション的研究(3.3 経常研究,3. 研究業務)
- 3.1.8 雪氷とその変動に伴う災害防止技術の高度化に関する研究(雪害対策特別研究,3.1 特別研究,3. 研究業務)
- 長岡における積雪観測資料(20)(1995.11〜1996.4)
- 3.3.24 北極海の海氷の表面特性に関する研究(3.3 経常研究,3. 研究業務)
- 3.3.1 融点近傍にある積雪の変態ならびにそのシミュレーション的研究(3.3 経常研究,3. 研究業務)
- P367 最近10年間の山地積雪の変動
- P416 新潟県中部に見られる雪雲モードの出現特性
- 石狩湾で観測された筋状降雪雲の熱力学構造のリトリーバル
- 画像処理手法を用いた自動観測による降雪粒子の同定について : その2 長岡で観測された降雪粒子と自動観測による検出手法の検証
- 画像処理手法を用いた自動観測による降雪粒子の同定について : その1 粒径および落下速度計測の画像解析手法について
- P124 連続自動観測による降雪粒子種の判別とその範疇
- P130 降雪粒子種の連続観測 : 降雪のモードとの関係
- A168 雪雲の種類によるZe-R関係の差異(降水システムII)
- P115 降雪雲に対する地形の力学的効果 : NHMによる2003年1月の降雪再現実験から
- A207 柏崎の突風(2004年2月5日)をもたらした雪雲のドップラーレーダー観測(降水システムII)
- C110 非静力学モデルと積雪変質モデルを用いた降積雪再現実験 : (3)積雪変質モデル(降水システムI)
- C109 非静力学モデルと積雪変質モデルを用いた降積雪再現実験 : (2)非静力学モデル(降水システムI)
- C108 非静力学モデルと積雪変質モデルを用いた降積雪再現実験 : (1)研究の組み立て(降水システムI)
- 2009/2010年冬期の日本各地における積雪深の変化
- 長岡雪氷防災研究所における「2005豪雪」への取り組み
- 国際雪氷学会シンポジウム "International Symposium on Snow, Ice and Humanity in a Changing Climate" 参加報告
- 乾雪全層雪崩の自然発生の様子
- 2010/2011年冬期の日本各地における積雪深の変化
- 積雪表面に現れれる雪えくぼ : パターンとメカニズム
- 形状記憶合金型人工筋肉を使用した魚型ロボットの開発
- 2011/2012年冬期の日本各地における積雪深の変化
- PS-138-4 小児および成人における潰瘍性大腸炎に対する腹腔鏡手術(PS-138 大腸 低侵襲,ポスターセッション,第112回日本外科学会定期学術集会)
- SF-054-2 局所陰圧閉鎖療法を応用した簡便な下部消化管手術例のincisional SSI予防法 : 一時的陰圧閉鎖療法の試み(SF-054 サージカルフォーラム(54)大腸 合併症,第112回日本外科学会定期学術集会)
- P253 雲の含水率に関する経験式(ポスター・セッション)
- A203 「フラックス中心」を用いた降雪粒子データベースによる降雪特性の把握(雲物理,口頭発表)
- A158 SCONE2013一新潟県域における降雪粒子特性と大気成層の観測(降水システムI,口頭発表)