高炭素鋼のころがり接触摩耗に及ぼす金属組織の影響(力学特性)
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概要
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It has been reported that the characteristic of rolling contact wear of rail steels varies depending on the microstructure of steels. However, the reasons fbr such variations have not been fully elucidated yet. Accordingly, a two cylinder rolling contact wear test was conducted by using pearlitic steels, tempered martensite steels, spheroidal carbide steels and pro eutectoid cementite steels which contain pro-eutectoid cementite structures in pearlite structure. The relation between micro-structures and wear in high carbon steels was investigated, and the dominating factor of the rolling contact wear and the wear mechanism in high carbon steels was discussed. The main findings are as follows: (1) The wear property of high carbon steels is greatly influenced by the micro-structural morphology, and the wear resistance of oearlitic steels and pro eutectoid cementite steels with the lamella structure as pearlite are higher than the tempered martensite steels and spheroidal carbide steels with the carbide dispersion structure (the carbide are distributed in the matrix ferrite). (2) The reason why the wear resistance of steels with the lamella structure as pearlite improves compared with steels with the carbide dispersion structure is attributable to the prevention of adhesive wear due to increasing hardness (strength) of the rolling contact surface and to the prevention of the occurrence of fatigue wear due to flaking in the rolling contact surface.
- 社団法人日本鉄鋼協会の論文
- 2004-12-01
著者
-
内野 耕一
新日本製鐵(株)八幡技研
-
上田 正治
新日本製鐵(株)八幡技術研究部
-
上田 正治
新日本製鐵(株)
-
瀬沼 武秀
新日本製鐵(株)薄板研究センター
-
内野 耕一
新日本製鐵(株)八幡技術研究部
-
瀬沼 武秀
新日本製鐵(株)鉄鋼研究所
-
瀬沼 武秀
新日本製鐡(株)鉄鋼研究所
-
瀬沼 武秀
新日本製鐵(株)八幡技研
-
瀬沼 武秀
新日本製鐵(株)鉄鋼研究所鋼材第一研究部
-
瀬沼 武秀
新日本製鐵(株) 八幡技研
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