Ti添加高純フェライト系ステンレス鋼の熱間再結晶挙動に及ぼす加熱温度及び巻取り 温度の影響
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概要
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The influence of heating and coiling temperatures on recrystallization of Ti added high purity ferritic stainless steels (17Cr-0.1Ti-ultra low C, N) was investigated to claryfy the conditions of accelerating recrystallization in the coiling processes. The recrystallization during coiling significantly retarded when the heating temperature before rolling was higher than 1423K or coiling temperature was lower than 1023K. The effect of heating temperature was explained by the precipitation of Ti_4C_2S_2. At heating temperature higher than 1423K, Ti_4C_2S_2 dissolved and they finely re-precipitated during finishing rolling. These fine precipitates significantly retarded the recrystallization. At low coiling temperature, retardation of recrystallization was caused by the precipitation of FeTiP. At the coiling temperature below 1023K, FeTiP finely precipitated during coiling before recrystallization and retarded recrystallization. When P content decreases, precipitation temperature of FeTiP becomes lower and recrystallization at 1023K was accelerated. Two important conditions to accelerate recrystallization were confirmed. One is low heating temperature less than 1423K to prevent the dissolution of Ti4C2S2. The other is coiling temperature higher than 1023K to prevent the precipitation of FeTiP. In the latter case, the decrease of P content is also effective.
- 社団法人日本鉄鋼協会の論文
著者
-
天藤 雅之
新日本製鐵(株)鉄鋼研究所
-
瀬沼 武秀
新日本製鐵(株)薄板研究センター
-
阿部 雅之
新日本製鐵(株)八幡技術研究部
-
木村 謙
新日本製鐵(株) 鉄鋼研究所
-
瀬沼 武秀
新日本製鐡(株)鉄鋼研究所
-
瀬沼 武秀
岡山大学工学部機械工学科
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瀬沼 武秀
新日本製鐵(株)鉄鋼研究所鋼材第一研究部
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瀬沼 武秀
新日本製鐵(株) 八幡技研
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木村 謙
新日本 製鐵(株)鉄鋼研究所
-
天藤 雅之
新日本製鐵(株)
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阿部 雅之
新日本製鐵(株) 八幡技術研究部
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