黄色ブドウ球菌保有者の血清総IgE抗体, 黄色ブドウ球菌エンテロトキシン特異的IgE抗体並びに血液像に関する検討
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概要
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学生98名の総IgE抗体,SEA,SEBに対する特異的IgE抗体とSEB特異的IgG抗体の測定,並びに血液像の検査を行った.全員からSEB特異的IgG抗体が,15名(15.3%)からSEA,SEB特異的IgE抗体が検出された.11名(73.0%)は黄色ブドウ球菌陽性者で,12名(80.0%)はアレルギー性疾患の既往歴があった.黄色ブドウ球菌陽性者は陰性者に比べて総IgE値が有意に高く,総IgEと好酸球値間には正相関,好中球とリンパ球値間には負相関が見られた.
- 社団法人 日本食品衛生学会の論文
- 2002-08-25
著者
-
斎藤 勝
武蔵野栄養専門学校
-
浅香 清美
武蔵野栄養専門学校
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新井 美穂
武蔵野栄養専門学校
-
川端 彰
武蔵野栄養専門学校
-
加納 碩雄
東京文化短期大学
-
加納 堯子
順天堂大学医学部
-
加納 尭子
順天堂大学医学部
-
加納 堯子
順天堂大学
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