III.劇症肝炎4.治療の進歩:最近の動向
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概要
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劇症肝炎とは急性肝炎,慢性肝炎と同様に「肝炎」であり,たまたま肝細胞破壊が広範囲に拡大した点が異るに過ぎない.よって,肝不全症状に適切に対処できればその本質的治療は肝炎の治療という事になる.いわゆる「急性型」は排除され易いウイルスを原因とするのに対し「亜急性型」は増殖が持続するウイルスを原因とする.前者の大半は肝補助法の強化で回復するのに対し,後者は早期の肝炎対策の開始が救命の鍵を握ることになる.
- 社団法人 日本内科学会の論文
- 1999-04-10
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