ラット肝細胞における甲状腺ホルモン受容体の核内局在
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概要
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電子顕微鏡下における免疫細胞化学的手法を用いてc-erb Aα甲状腺ホルモン受容体の核内局在を調べた。抗体はc-erb Aα甲状腺ホルモン受容体のC末端部に相当する合成ペプタイドに対して作出した。この抗体は大腸菌で発現させたリコンビナント蛋白と交差反応をし、分子量は46Kダルトンであった。また、c-erb AαをトランスフェクションしたCos細胞は免疫組織学的に陽性であった。抗原の局在をしめす金粒子は遺伝子の転写活性の活発な正染色質が存在する核形質と核小体に確認されたが、濃縮染色質には見られなかった。この結果は Perrot-Applanat らが報告したプロゲステロン受容体の核内局在とは異なっており、本研究によりタイプI核内受容体 (GR, MR, ER, PR, AR) とタイプII核内受容体 (T_3R, VDR, RAR, RXR) では核内局在が異なることが示された。
- 山形県立米沢女子短期大学の論文
- 2002-12-27
著者
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田渕 三保子
山形県立米沢女子短期大学
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鈴木 一憲
山形県立米沢女子短期大学健康栄養学科
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南 江美子
福島学院大学食物栄養学科
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管井 尚則
福島県立医科大学医学部解剖学第二講座
-
Antakly Tony
モントリオール大学医学部病理学講座
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南 江美子
桜の聖母短期大学
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鈴木 一憲
山形県立米沢女子短期大学 健康栄養学科
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鈴木 一憲
山形県立米沢女子短期大学
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田渕 三保子
山形県立米沢女子短期大学健康栄養学科
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