看護情報教育におけるメディア教材の活用

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概要

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看護情報学(特に病院内における医療情報システム)を教育するにあたり、その教育リソースについてアンケート調査を行い検討したので報告する。調査対象は、看護大学1年次の学生61人である。その結果、病院など医療の現場で稼働しているシステムの理解については、テキストを使用した講義やシミュレーション教材を使用した演習に加えて、現場の見学をおこなうことが最も効果的であることが判明した。また、病院情報システムを理解するうえでシミュレーション教材の活用が効果的であることが、示唆された。さらに、見学も学生を少人数のグループに分け、実際のシステムを短時間操作させることで、より効果的な学習につながると考えられた。このような点も含め、看護情報学を教育するにあたり、講義だけでは理解させにくい事項について、様々な教育リソースを活用することで、効果的に学習させることが可能であることを報告する。
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