ニホンウナギの6-PGD,ICDおよびGOTアイソザイム像にみられる遺伝変異〔英文〕
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Two groups of the Japanese eel, Anguilla japonica, one from Fuchien, China, and the other from Kochi, were analyzed for electrophoretic variation of enzymes in liver. Distinct genetic variations were found in 6-phosphogluconate dehydrogenase (6-PGD), isocitrate dehydrogenase (ICD), and g1utamic-oxaloacetic transaminase (GOT). Ten different phenotypes detected in 6-PGD were accounted for by assuming five alleles at a locus encoding this enzyme. Two of the five alleles were detected in relatively high frequencies in both the samples. Eight phenotypes of ICD were postulated to result from four alleles at a locus. lcdc allele was most common in the two samples. The most cathodal system of the three or four different ones of GOT exhibited three phenotypes, which were presumed to be controlled by two alleles at a locus termed Got-III. Statistically significant differences in the allele frequencies could not be observed between the two samples except those of lcdb, which were detected in low frequencies (0.073 and 0.120) in the samples.
- 日本水産學會の論文
著者
関連論文
- PAPD-PCR法によるテナガエビ属の種判別と多型性について
- DNAフィンガープリントによる養殖マダイ5系統の遺伝変異保有量
- DNAフィンガープリントとアロザイム遺伝標識による野村ダム湖産アユの遺伝変異保有量の推定
- DNAフィンガープリントとアイソザイムパターンによるギンブナクローンの識別
- 仁淀川および物部川水系におけるDNA多型によるギンブナのクローン判別とそれらの分布
- 高水温処理によるギンブナ卵へのコイ精子の導入とDNAマーカーによる確認
- RAPD-PCRおよびアイソザイムパターンによるギンブナー腹子のクローン性の証明
- 土佐湾産両側回遊型アユと琵琶湖産陸封型アユの鱗相による判別
- 海系アユおよび琵琶湖系アユのなわばり行動の水温別比較
- 雌性発生アユにおける抗ビブリオ病形質の選抜反応
- 交雑法によるリュウキュウアユの成長形質と抗ビブリオ病形質の評価
- 高知県産ソーダガツオの水溶性筋肉たんぱくの電気泳動像に見られる多型性について
- 飼育下でのヤリヌメリの産卵行動, 受精卵および仔魚について
- メバルのテトラゾリュームオキシダーゼにおける遺伝的多型
- サンマにおけるα-グリセロリン酸脱水素酵素の遺伝的多型-I. : 7変異型と遺伝的交配
- メバルのカタラーゼにおける電気泳動的多型
- サンマにおけるリンゴ酸脱水素酵素の多型と稚魚群の遺伝的構造
- 魚類および海産哺乳類のLDHおよびMDHアイソザイム・パターン
- 同一条件で飼育された由来の異なるマダイ5系統の質的および量的形質に見られた差異
- サケ河川集団における酵素の遺伝的多型(シンポジウム2 魚類の回遊機序)
- クローンアユの生殖形質における表現型変異の縮小
- 染色体操作アユの血液性状に及ぼすストレスの影響
- 生殖形質に見られた湖産および海産アユ間の遺伝的差異
- 人為3倍体アユのギロダクチルスおよび横川吸虫に対する感受性
- アユの雌性発生2倍体および3倍体のGpi-1遺伝子座における高異型接合体率について
- ヨーロッパおよびニホンウナギの生化学的識別法に関する研究
- セルローズ・アセテート電気泳動法によるソーダカツオ属魚類2種の筋肉たんぱくの比較
- マエソ属魚類3種の筋肉たんぱくの電気泳動像の比較
- Application of DNA Fingerprinting to Confirmation of Clone in Ayu.
- アイソザイムの遺伝子で標識されたマダイきょうだい群の成長および生残率における親間差
- マダイ人工種苗の脊椎異常発生率にみられた親間差
- マダイ人工種苗における遺伝子の機会的浮動に関する実験的研究〔英文〕
- アイソザイム遺伝標識による放流湖産アユの追跡
- 日本及び韓国の天然アユ集団間の遺伝的分化
- 両側回遊型,陸封型および人工採苗アユ集団の遺伝変異保有量と集団間の分化について
- 人為3倍体アユのビブリオ病に対する抗病性
- フィリピンのティラピア養殖集団における移入雑種形成〔英文〕
- 土佐湾産シマアジの遺伝的2型〔英文〕
- マダイの生化学的多型に関する遺伝学的研究
- LDHおよびMDHのツァイモグラムによるヨ-ロッパウナギ,アメリカウナギ,およびニホンウナギの識別
- 紀伊水道および水道外海域におけるメイタガレイ属2型(ホンメイタとバケメイタ)の食性と分布
- 瀬戸内海東部海域のメイタガレイ同胞種の遺伝生化学的検出と形態学的検討
- 日本の北部海域で産卵するニシン地域性集団間の遺伝的分化
- 染色体操作法によるアユのクロ-ンの生産とアイソザイムマ-カ-および組織移植法によるその確認〔英文〕
- 小漁港内における人工種苗マダイ幼稚魚放流後の行動,分布および個体数変化
- クロダイの筋漿蛋白等電点電気泳動像に認められた遺伝的変異〔英文〕
- クロダイ精子を用いた高水温ショック法によるマダイ雌性発生2倍体の作出〔英文〕
- Biochemical genetic variations in black seabrem.
- ハンドウイルカとハナゴンドウ間における雑種形成の生化学的証明
- ホルモンで成熟促進させたウナギの血液性状の変化
- 3倍体アユの組織構造〔英文〕
- 人工種苗放流マダイに見られるなわばり行動
- 3倍体アユの血液学的特性と酸素消費量〔英文〕
- 幼稚仔保育場における人工種苗マダイのなわばり様行動
- マダイの肝臓エステラ-ゼにみられる遺伝変異について
- インドネシア産コイ諸系統の形態変異に関する研究〔英文〕
- アユにおける雌性発生2倍体および3倍体の誘導条件〔英文〕
- 高水圧ショック法によるアユの第2極体放出阻止型および第1卵割阻止型雌性発生2倍体の誘導と確認〔英文〕
- マダイおよびニベの稚魚期の成長における半きょうだい間遺伝変異〔英文〕
- ニホンウナギの6-PGD,ICDおよびGOTアイソザイム像にみられる遺伝変異〔英文〕
- 異種UV精子によるジャワゴイの雌性発生2倍体誘導の水温処理条件の検討〔英文〕
- サケとニジマスのリンゴ酸脱水素酵素に関与する重複遺伝子と変異〔英文〕
- 人為3倍体アユの生殖行動と越年生残性