染色体操作法によるアユのクロ-ンの生産とアイソザイムマ-カ-および組織移植法によるその確認〔英文〕
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
We attempted to produce clonal fish by chromosome manipulation in ayu Plecoglossus altivelis. To induce mitotic gynogenesis diploids (mitotic-G2N as complete homozygous individuals), the eggs were inseminated with UV-irradiated sperm of normal diploid and were treated with a hy-drostatic pressure of 650kg/cm2 at 80 min after insemination and just before the first cell cleavage. The production of mitotic-G2N was confirmed by isozyme markers. The mitotic-G2N pro-duced from the female parents which were heterozygous at Gpi-1, Me-1 and Pgm loci showed segre-gation into two homozygous types at those loci, and they were female in all individuals. To pro-duce clonal fish, the eggs of mitotic-G2N were inseminated with the UV-irradiated sperm of normal diploid. The diploidization was achieved by retaining the second polar body with cold shock. Two families of clonal fish were produced and designated as clone-1 and clone-2. The clonal fish examined were all homozygous types in which their genotypes were the same as their mothers in each of clonal fish. The graft-tissue (a piece of operculum) transplanted into their intraclonal sibling hosts survived and was accepted. On the other hand, the graft-tissue trans-planted into the different clonal hosts was rejected in both clones. These results suggest that in-traclonal siblings possessed completely identical histocompatibility genes.
著者
関連論文
- PAPD-PCR法によるテナガエビ属の種判別と多型性について
- DNAフィンガープリントによる養殖マダイ5系統の遺伝変異保有量
- DNAフィンガープリントとアロザイム遺伝標識による野村ダム湖産アユの遺伝変異保有量の推定
- DNAフィンガープリントとアイソザイムパターンによるギンブナクローンの識別
- 仁淀川および物部川水系におけるDNA多型によるギンブナのクローン判別とそれらの分布
- 高水温処理によるギンブナ卵へのコイ精子の導入とDNAマーカーによる確認
- RAPD-PCRおよびアイソザイムパターンによるギンブナー腹子のクローン性の証明
- 土佐湾産両側回遊型アユと琵琶湖産陸封型アユの鱗相による判別
- 海系アユおよび琵琶湖系アユのなわばり行動の水温別比較
- 雌性発生アユにおける抗ビブリオ病形質の選抜反応
- 交雑法によるリュウキュウアユの成長形質と抗ビブリオ病形質の評価
- ビブリオ病に対するアユの免疫能形質の評価
- 高知県産ソーダガツオの水溶性筋肉たんぱくの電気泳動像に見られる多型性について
- 飼育下でのヤリヌメリの産卵行動, 受精卵および仔魚について
- 同一条件で飼育された由来の異なるマダイ5系統の質的および量的形質に見られた差異
- クローンアユの生殖形質における表現型変異の縮小
- アユ (特集 養殖魚の育種最前線(下)) -- (魚種別・育種研究の現状と課題)
- 染色体操作アユの血液性状に及ぼすストレスの影響
- 生殖形質に見られた湖産および海産アユ間の遺伝的差異
- 染色体操作法によるアユのクロ-ンの生産とアイソザイムマ-カ-および組織移植法によるその確認〔英文〕
- 人為3倍体アユのギロダクチルスおよび横川吸虫に対する感受性
- アユの雌性発生2倍体および3倍体のGpi-1遺伝子座における高異型接合体率について
- ヨーロッパおよびニホンウナギの生化学的識別法に関する研究
- セルローズ・アセテート電気泳動法によるソーダカツオ属魚類2種の筋肉たんぱくの比較
- マエソ属魚類3種の筋肉たんぱくの電気泳動像の比較
- Application of DNA Fingerprinting to Confirmation of Clone in Ayu.
- アイソザイムの遺伝子で標識されたマダイきょうだい群の成長および生残率における親間差
- マダイ人工種苗の脊椎異常発生率にみられた親間差
- マダイ人工種苗における遺伝子の機会的浮動に関する実験的研究〔英文〕
- アイソザイム遺伝標識による放流湖産アユの追跡
- 日本及び韓国の天然アユ集団間の遺伝的分化
- 両側回遊型,陸封型および人工採苗アユ集団の遺伝変異保有量と集団間の分化について
- 人為3倍体アユのビブリオ病に対する抗病性
- フィリピンのティラピア養殖集団における移入雑種形成〔英文〕
- 土佐湾産シマアジの遺伝的2型〔英文〕
- マダイの生化学的多型に関する遺伝学的研究
- LDHおよびMDHのツァイモグラムによるヨ-ロッパウナギ,アメリカウナギ,およびニホンウナギの識別
- 染色体操作法によるアユのクロ-ンの生産とアイソザイムマ-カ-および組織移植法によるその確認〔英文〕
- 小漁港内における人工種苗マダイ幼稚魚放流後の行動,分布および個体数変化
- クロダイの筋漿蛋白等電点電気泳動像に認められた遺伝的変異〔英文〕
- クロダイ精子を用いた高水温ショック法によるマダイ雌性発生2倍体の作出〔英文〕
- Biochemical genetic variations in black seabrem.
- ホルモンで成熟促進させたウナギの血液性状の変化
- 3倍体アユの組織構造〔英文〕
- 人工種苗放流マダイに見られるなわばり行動
- 3倍体アユの血液学的特性と酸素消費量〔英文〕
- 幼稚仔保育場における人工種苗マダイのなわばり様行動
- アユの脂質蓄積に及ぼすクロレラエキス添加飼料の効果〔英文〕
- クロレラエキスを投与したアユの絶食時の体成分の変化〔英文〕
- マダイの肝臓エステラ-ゼにみられる遺伝変異について
- インドネシア産コイ諸系統の形態変異に関する研究〔英文〕
- アユにおける雌性発生2倍体および3倍体の誘導条件〔英文〕
- 高水圧ショック法によるアユの第2極体放出阻止型および第1卵割阻止型雌性発生2倍体の誘導と確認〔英文〕
- マダイおよびニベの稚魚期の成長における半きょうだい間遺伝変異〔英文〕
- ニホンウナギの6-PGD,ICDおよびGOTアイソザイム像にみられる遺伝変異〔英文〕
- 異種UV精子によるジャワゴイの雌性発生2倍体誘導の水温処理条件の検討〔英文〕
- 人為3倍体アユの生殖行動と越年生残性