醤油香氣成分に關する研究 : (第7報)高沸點部の香氣成分(その2) Amyl alcoholとamyl acetate

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概要

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• 1. 高沸點部香氣成分の中初溜L(bp. 29〜30° 68mm)は, ethanolを主とし,約12%のisovaleraldehydeと約30%のester (amyl acetate ?)を含有する. 2. 溜分M(bp. 48〜50°, 22mm)よりhydroxy-methyl furfuralを檢出し,更に之を劃温蒸溜して得た3つの連續溜分は全く同様の實驗式C4H20Oを有するが,之はbutyl alcoho1ではなく, amyl alcoholとamyl acetateの(75:25)の重量比を持つ共沸混合物で,該amyl alcoholはisoではなく寧ろactive amylを主とするのではないかと推定した.

• 社団法人 日本農芸化学会の論文

著者

• 横塚 保

  野田産業科学研究所

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