肝硬変におけるこむら返りとタウリン投与の効果について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
We administered 3 g of taurine orally for four weeks to 35 patients suffering from liver cirrhosis with repeated muscle cramp (MC). Improvement of MC was noted in 22 cases (62.9%). We also determined the plasma taurine concentration in eight cases of liver cirrhosis with MC. The plasma taurine concentration before ingestion was 54.1±20.7nmol/ml, whereas that of four weeks after ingestion was 125.1±59.lnmol/ml, which was significantly elevated by 2.3 fold. As the concentration increased, the frequency of MC decreased, suggesting the good correlation between ingestion and the decrease in frequency of MC. In liver cirrhosis without MC the plasma taurine concentration was 81.0±16.7nmol/ml, which was significantly higher than in liver cirrhosis with MC. In a few cases with taurine ingestion, serial plasma taurine concentrations were detected.; Plasma taurine reached the peak value during the first week of ingestion and plasma taurine levels were maintained 2-5 fold higher during ingestion.
著者
-
島原 将精
川崎医科大学 内科学肝胆膵部門
-
井口 泰孝
川崎医科大学内科学
-
山本 晋一郎
川崎医科大学
-
大元 謙治
川崎医科大学 内科学
-
大海 庸世
川崎医科大内科
-
山本 亮輔
川崎医科大学 地域医療
-
井手口 清治
川崎医科大学 保健医療
-
三井 康裕
川崎医科大学 内科消化器 I部門
-
高取 敬子
川崎医科大学内科学教室消化器I部門
-
島原 将精
川崎医科大学消化器内科(1)
-
高取 敬子
川崎医科大学消化器内科(1)
-
井口 泰孝
川崎医科大学消化器内科(1)
-
三井 康裕
川崎医科大学消化器内科(1)
-
井手口 清治
川崎医科大学消化器内科(1)
-
大元 謙治
川崎医科大学消化器内科(1)
-
大海 庸世
川崎医科大学消化器内科(1)
-
山本 晋一郎
川崎医科大学消化器内科(1)
関連論文
- LIMホメオドメインタンパク質の形態形成における役割
- 細菌性髄膜炎を合併し, 胃瘻孔を形成した肝膿瘍の1切除例
- インターフェロン著効後11年を経過し肝細胞癌の合併がみられたC型慢性肝炎の1例
- 当科における急性肝障害の変遷
- 重症急性膵炎における抗菌薬投与は予後改善につながるのか? (日常診療での疑問や噂にズバリ答えます!--The Truth of Rumors) -- (肝・胆・膵)
- Free hand穿刺法による横隔膜直下肝細胞癌に対するPEIT+RFA治療を行った1例
- 肝転移を伴い,WDHA症候群を呈した膵VIP産生腫瘍の1例
- 黄疸,発熱,胆道系酵素の上昇を認めた結節性多発動脈炎(PN)の1剖検例
- C型慢性肝炎患者の肝組織内における遺伝子発現
- 慢性骨髄性白血病におけるBCR再構成部位と臨床経過に関する検討
- 肉芽腫がみられたC型慢性肝炎の1例
- 慢性肝疾患における血清TGF-β 1測定の有用性
- 肝癌のエタノール注入療法の基礎的, 臨床的検討
- 肝細胞癌に対するエタノール局注療法におけるNK活性とT Cell Subsetsの検討 : レンチナン併用局注の影響について
- リンパ節転移を伴った比較的小さな膵Solid-Pseudopapillary tumorの1例
- 肝細胞癌を合併した原発性胆汁性肝硬変4例の背景因子に関する検討
- 重症急性膵炎43例の臨床的検討
- 急性膵炎を契機に発見された膵管内乳糖腫瘍の1例
- 原発性胆汁性肝硬変に対するbezafibrate療法
- 孤立性胃静脈瘤に対するバルーン下逆行性経静脈的塞栓術(B-RTO)の経験
- ヒト胆汁中におけるDeoxyribonuclease Iの検出
- C型慢性肝炎に対するAzathioprineの投与効果についての検討
- 限局性強皮症と慢性甲状腺炎を合併し抗セントロメア抗体陽性を示した自己免疫性肝炎の1例
- 10年以上生存した肝細胞癌の5例
- 肝細胞癌に対する経皮的ラジオ波焼灼療法と経皮的マイクロ波凝固療法との比較
- B型・C型肝炎に対するSNMC 100ml治療
- SF-018-4 肝星細胞株の樹立と抗肝線維化療法の開発に向けた戦略
- 女性内科シリーズ 全身倦怠感
- IFNリバウンド療法 (特集 日常診療における肝炎・肝癌の診かた考えかた) -- (C型肝炎に対する治療法)
- 肝臓を標的とした細胞療法 : 岡山大学医学賞(結城賞)を受賞して
- 肝疾患とエンドトキシン
- 臨床 Free hand法によるラジオ波治療--横隔膜直下のHCCに対する試み
- 臨床 短期ペイト入院--社会的QOL維持を目指した肝細胞癌治療の新しい試み
- 73歳男性にみられたHCV初感染による劇症肝炎の1例
- 肝癌に対するPEIT+RFA併用治療 : リピオドール混合エタノール局注(lip-PEIT)を用いて
- 一般地域集団における肝癌スクリーニングシステムに関する研究
- 「わが恩師」 : 村上栄教授と5訓
- 肝胆膵内科の33年
- 10年以上生存した肝細胞癌例の治療法についての検討 : 中国地区の多施設調査
- 肝癌切除後腫瘍マーカーの異常高値がみられた非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)に合併した肝細胞癌の1例
- C型慢性肝炎患者にみられたアザチオプリンによる薬剤性肺炎
- 臨床 スピロノラクトンにより誘発された肝硬変に伴う女性化乳房--トリアムテレンへの変更による改善効果について
- 自己免疫性肝炎に対する Azathioprine 単独投与の試み : 6例の使用経験から
- Azathioprine単独投与が著効を示した自己免疫性肝炎の2例
- C型慢性肝炎患者の肝組織内における遺伝子発現
- 大酒家にみられた脂肪肝の1例とアルコール性肝障害35例についての検討
- IFN不応C型慢性肝炎に対するAzathioprineの投与効果
- 肝細胞癌治療成績の検討 : 消化器I内科 1982-1994
- 肝癌の局注療法 : エタノールおよび酢酸注入療法の検討
- GenotypeからみたC 型慢性肝炎に対するインターフェロンの治療効果
- C 型肝炎のインターフェロン療法
- 非代償性肝硬変に伴う"こむら返り"の対策 : タウリン投与の有用性について
- 慢性肝炎の治療 : azathioprine (Imuran) 投与35例の検討
- 薬物性肝障害 -自験33例の検討-
- 頸部リンパ節転移を示した肝細胞癌の1例
- Streptococcus milleriによる肝膿瘍の1例 : 他菌種による肝膿瘍との比較
- エコーガイド下肝生検および穿刺法の工夫 -アダプターを用いない穿刺法について-
- 肝癌に対するエタノール注入療法(PEIT) : CTによる壊死判定の有用性
- C型肝炎について : 外来患者におけるHCV抗体陽性率と治療法の展望
- エタノール大量局注による肝細胞癌治療法の検討
- 内因性エンドトキシン血症モデル(Baileys model)の妥当性について
- 肝動脈塞栓術(TAE)の治療効果について : 病理組織学的側面から
- 巨細胞および肝小葉内肉芽腫を伴った原発性胆汁性肝硬変の2例
- 涙腺,顎下腺腫瘤および慢性膵炎を伴った原発性胆汁性肝硬変の1例
- RIA-Procollagen III peptide (Fab)による各種肝疾患の血清P III P値の測定
- 高度の黄疸を伴い肝不全で死亡した悪性リンパ腫の1例
- 原発性肝癌の肝動脈塞栓術による組織学的変化について
- 膵液,胆汁中ジメタジオン濃度の測定 -抽出法の検討ならびにガスクロマトグラフ法と高速液体クロマトグラフ法との比較-
- 超音波ガイド下肝生検法 : 45°生検法の有用性について
- 肝障害を伴ったポルフィリン症 -シメチジン投与の影響-
- 高アミラーゼ血症,低血糖を伴い全身性真菌症で死亡した劇症肝炎の1例
- 体質性ICG排泄異常症の一例 : とくに肝電顕像の変化について
- Transcatheter arterial embolization後連続切片法により病理組織的検討を行なった肝細胞癌の1例
- 肝疾患におけるCT診断の意義
- 一過性にMonoclonal gammopathy (IgG-L type)を伴った肝硬変症の1例
- 肝・胆道疾患におけるミトコンドリア局在酵素(GOTM, OCT)の変動
- 酵素法による血漿LCAT活性の肝・胆道疾患における変化
- 一過性に錐体外路症状を呈し肝癌合併により死亡したBudd-Chiari症候群の1例
- 嚢胞内出血を来した孤立性非寄生虫性肝嚢胞の一例
- 肝硬変におけるこむら返りとタウリン投与の効果について
- IFNによる間質性肺炎を認めたC型慢性肝炎の1例
- 肝癌手術例の臨床的検討 : 特に細小肝癌について
- 医療従事者におけるHBウィルス感染の実態
- 腹水の有無と無関係に肝性胸水を繰り返した肝硬変症の1剖検例
- 肝癌に対するエタノール局注療法
- 各種肝疾患における血中エンドトキシン測定の臨床的意義
- 多彩な自己免疫疾患を合併した肝癌の1例
- B型慢性肝炎に対するインターフェロン療法の治療経験
- 肝癌自然破裂例における肝動脈塞栓術の有用性について
- 塩酸ミノサイクリン注入療法が著効した肝嚢胞の1例
- A case of acute emphysematous cholecystitis with infiltration of giant cells and eosinophils in the gallbladder wall.
- A case of hepatocellular carcinoma associated with hemothorax from spontaneous rupture of the mediastinal metastasis.
- Clinical significance of thrombin-antithrombin III complex and Plasmin-.ALPHA.2 plasmin inhibitor complex in chronic liver diseases.
- タイトル無し
- タイトル無し
- A CASE OF SEPTUM FORMATION OF THE COMMON HEPATIC DUCT
- タイトル無し
- OSMOTIC RESISTANCE OF ERYTHROCRTES IN OBSTRUCTIVE JAUNDICE:Part II. Changes of Lipid Composition of Erythrocyte Membrane in Obstructive Jaundice
- タイトル無し
- Delayed Clearance of ICG observed in the Course of Hepatitis:Posthepatitic ICG Excretory Defect