10年以上生存した肝細胞癌の5例
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概要
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肝細胞癌 (HCC) の10年以上の長期生存の条件を明らかにする目的で, 自験5例についてその臨床経過を検討した. 1例は, 肝切除により10年間以上無再発であった. この症例を除きあとの4例はいずれも再発を繰り返した. 再発例はTAEやPEITで繰り返し治療を行った. 初発巣の治療から5年以上経過して再発した病変に対しては, PEITの繰り返しによりHCCの進行を遅らせることができたと思える. 肝切除後全く無再発の経過を辿る例を除いて, 初期病変に対するPEIT+TAEによる完治を目指すことと, 再発巣に対しては早期に局所治療を繰り返すことが, 長期生存を得るために必要であると思われた.
- 社団法人 日本肝臓学会の論文
- 2005-06-25
著者
-
久保木 真
倉敷成人病センター肝臓病治療センター
-
吉岡 奈穂子
川崎医科大学肝胆膵内科
-
富山 恭行
川崎医科大学肝胆膵内科
-
柴田 憲邦
川崎医科大学肝胆膵内科
-
久保木 眞
川崎医科大学肝胆膵内科
-
大元 謙治
川崎医科大学内科学(肝胆膵)
-
久保木 真
川崎医科大学内科学(肝胆膵)
-
山本 晋一郎
川崎医科大学肝胆膵内科
-
国枝 武美
川崎医科大学消化器病学
-
都築 昌之
川崎医科大学消化器病学
-
武居 道彦
川崎医科大学消化器病学
-
吉岡 菜穂子
川崎医科大学消化器病学
-
井手口 清治
川崎医科大学消化器内科(I)
-
大元 謙治
川崎医科大学肝胆膵内科
-
山本 晋一郎
川崎医科大学
-
井手口 清治
川崎医科大学 内科
-
國枝 武美
川崎医科大学内科学消化器I
-
武居 道彦
川崎医科大学 内科学肝胆膵部門
-
國枝 武美
川崎医科大学 内科学肝胆膵部門
-
国枝 武美
川崎医科大学内科消化器i部門
-
都築 昌之
川崎医科大学内科消化器?部門
-
柴田 憲邦
川崎医科大学 内科学肝胆膵部門
-
久保木 眞
川崎医科大学 肝胆膵内科
-
久保木 真
川崎医科大学 内科消化器 I部門
-
久保木 真
川崎医科大学 内科学(肝胆膵)
-
大元 謙二
川崎医科大学消化器I内科
-
吉岡 菜穂子
川崎医科大学肝胆膵内科
-
吉岡 奈穂子
川崎医科大学 内科学肝胆膵部門
-
久保木 眞
川崎医科大学 内科学
-
井出口 清治
川崎医科大学内科消化器部門
-
井手口 清治〔他〕
川崎医科大学内科消化器部門i
-
富山 恭行
川崎医科大学付属病院 肝胆膵内科
-
大元 謙治
川崎医科大学 内科学
-
井手口 清治
川崎医科大学 保健医療
-
国枝 武美
川崎医科大学肝胆膵内科
-
井手口 清治
川崎医科大学肝胆膵内科
-
武居 道彦
川崎医科大学外科消化器?部門
-
富山 恭行
川崎医科大学内科学(肝胆膵)
-
富山 恭行
川崎医科大学内科学(肝・胆・膵)
-
富山 恭行
川崎医科大学消化器病学
-
山本 晋一郎
川崎医科大学内科消化器II部門
-
武居 道彦
川崎医科大学肝胆膵内科
-
山本 晋一郎
川崎医科大学内科消化器部門 I
-
山本 晋一郎
川崎医科大学内科消化器部門
-
吉岡 奈穂子
川崎医科大学内科学(肝胆膵)
-
吉岡 奈穂子
川崎医科大学内科学(肝・胆・膵)
-
井手口 清治
川崎医科大学 内科消化器部門I
-
井手口 清治
川崎医科大学内科消化器部門I
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