Endoscopic manometry of common bile duct and the sphincter of Oddi in patients with biliary tract stones and in controls.
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概要
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Endoscopic manometry using microtransducer was applied to evaluate the motor activity of the sphincter of Oddi (SO) and common bile duct (CBD) in patients with biliary tract stones and in controls. CBD pressure, SO pressure and the incidence of irregular phasic wave pattern (IRPWP) were relatively higher in patients with biliary tract stones than those in controls. There was no significant difference in CBD and SO pressure between patients with dilated CBD and patients with non-dilated CBD, however the incidence of IRPWP was significant higher in patients with dilated CBD than that in patients with non-dilated CBD. SO pressure and the incidence of IRPWP were significant higher in patients with papillitis than those in patients without it. Patients with valvular orifice of the papilla of Vater showed high incidence of IRPWP, and in such cases it was suggested that SO had different motor functions for CBD and pancreatic duct because these ducts were seen opening onto the papilla separately according to the findings of pancreatocholangiogram. We concluded that endoscopic manometry of CBD and the SO was useful to evaluate the motor activity of SO and provided a basis for the assessment of the motor function mechanism of SO. Our results indicated the motor activity of SO had close relationship with biliary tract stones, CBD dilatation and endoscopic findings of the papilla of Vater.
- 財団法人 日本消化器病学会の論文
著者
-
赤木 博
京都府立医科大学第三内科
-
加嶋 敬
京都府立医大・三内
-
高顕 純平
京都府立医科大学大学院 医学研究科消化器病態制御学
-
福田 新一郎
京都府立医科大学
-
児玉 正
京都府立医科大学第3内科
-
古谷 慎一
京都府立医科大学第3内科
-
赤木 博
京都府立医科大学第3内科
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