Diagnostic capability and clinical usefulness of percutaneous histological biopsy of the pancreas under control on ultrasound image using 21 gauge needle.
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
We evaluated diagnostic capability and clinical usefulness of histological diagnosis of the pancreas by percutaneous biopsy controled on ultrasound image. Thirty seven patients with pancreas carcinoma and 11 with chronic pancreatitis underwent the procedure using 21 gauge-Sonopsy C1needle (Hakko co. Ltd.).Specimens of the tissue obtained were adequate for histological interpretation in 95.8% of all the 48 patients. The histological judgement referring to the nature of the lesion corresponded in 91.3% with the final diagnosis established surgical exploration, autopsy or long follow up more than one year. In cases of pancreas carcinoma with a successful procedure of the biopsy, histological type of carcinoma was confirmed in 91.4% of the tumors. It proved accordant pathologically with the conclusion based on the resected tumors in 5 of 8 patients operated on after the biopsy.Chronic pancreatitis was histologically diagnosed in 9 of the 11 patients with the biopsy.A confident diagnosis could not be obtained by imaging modalities including ultrasound, X-ray CT, ERCP and angiography in 7 of 37 patients with pancreas carcinoma and 3 of 11 with chronic pancreatitis. Biopsy by this method was so useful as to obtain the correct diagnosis in all these cases but one.Abdominal pain happend most frequently as a adverse effect during the procedure, but dissapered soon after that. There were no serious complications requiring intensive care.In conclusion, percutaneous histological biopsy controlled on ultrasound image may be recommended as a reliable method for making a definite diagnosis providing more valuable information than cytological biopsy, when diagnostic imaging modalities are unsuccessful in elucidating patholoy of the pancreas.
- 財団法人 日本消化器病学会の論文
著者
-
税所 宏光
千葉大学医学部
-
山口 武人
千葉大学医学部消化器内科
-
近藤 福雄
千葉大学医学部
-
税所 宏光
千葉大学医学部第1内科
-
山口 武人
千葉大学医学部第1内科
-
大藤 正雄
千葉大学医学部三論内科
関連論文
- ウイルソン病肝不全症例に対する生体部分肝移植の1例 : 千葉県第1例目となる生体部分肝移植手術例
- EBMとガイドライン
- 自己免疫性膵炎に合併した糖尿病の経過におよぼすステロイド治療の影響 : 全国実態調査の結果より
- 食道へ穿孔した胸部大動脈瘤の1例
- 共通の免疫グロブリン遺伝子再構成バンドを認めた, 多発性骨髄腫と非Hodgkinリンパ腫を合併した1例
- 562 ハプテン結合同系血清蛋白による尿細管間質性腎炎 (TIN) 作成の試み
- 自己免疫性膵炎診断基準の改訂案
- 母児ともに救命しえた妊娠36週HELLP症候群の1症例 : 緊急帝王切開にて胎児を救命し術後肝不全,腎不全,DIC,腹膜炎および急性C型肝炎を併発し重篤な経過をとった症例
- 膵管鏡の歴史と現在
- 膵臓癌における血漿 Vascular Endothelial Growth Factor (VEGF) 測定の臨床的有用性に関する検討
- 膵液細胞診, 膵管擦過細胞診の有用性(膵胆道系細胞診-検体採取の工夫と採取法の違いによる細胞像の差異, 第44回日本臨床細胞学会秋期大会)
- 肝細胞癌の画像診断における LEVOVIST 造影超音波の意義
- 膵管癌の治療効果判定における造影超音波の有用性
- 腹部領域におけるIVR-MDCT/angioシステムの臨床応用
- 加振映像法を用いた慢性肝疾患における肝硬度測定の試み
- 食道静脈瘤に対する内視鏡的硬化療法に伴った門脈血行動態の変化に関する研究 - 特に再発との関連について -
- 会長講演 肝内胆石症の病態と治療 - 経口的内視鏡治療の適応, 有効性, 問題点 -
- 肝内胆石症の病態と治療 : 経口的内視鏡治療の適応, 有効性, 問題点
- 胆石の超音波プロフィール曲線と破砕効率との関連に関する実験的研究
- 閉塞性黄疸の治療の進歩 (特集 気づきにくい「黄疸」を診る--1ランク上の診療を目指して) -- (トピック)
- Parkinson 症候群の排便障害 : 大腸通過時間・直腸肛門ビデオマノメトリーおよび大建中湯の効果
- 非イオン性造影剤iomeprolの血液透析による除去の検討
- 膵管像からみた腫瘤形成性膵炎の臨床的考察
- 転移性骨腫瘍臨床評価における骨形成マーカー血清骨型アルカリフォスファターゼの有用性の検討
- クエン酸タモキシフェン内服中に発症した非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の1例
- 急性膵炎の重症化予知についての検討 : 全国集計症例からの解析
- 過敏性腸症候群便秘型に対するクエン酸モサプリドの効果
- 超音波ドプラ法による上腸間膜動脈血流の検討 - 腹腔動脈血流との比較 -
- 造影カラードプラ法における時間輝度曲線の意義 : 肝細胞癌での検討
- 内視鏡的食道静脈瘤硬化療法の効果判定における超音波細径プローブの応用
- 食道胃静脈瘤の診断
- 膵石症に対するESWLと内視鏡治療後の膵内外分泌機能の変化
- ERCP関連手技後膵炎の現況
- 33. 経口胆道鏡による評価を行った自己免疫性膵炎合併硬化性胆管炎の1例(第1082回千葉医学会例会・千葉大学大学院医学研究院腫瘍内科学例会)
- ヒト正常膵, 病変膵における膵管上皮基底膜IV型コラーゲンα鎖の組成と動態に関する免疫組織学的検討
- 膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMT)に対する内視鏡検査による悪性度診断とリスクファクターの検討
- 加齢による過形成との関連において
- 膵石症治療における三次元体外式超音波の有用性についての検討
- 造影超音波を用いた血流評価による膵管癌治療効果判定の検討
- 5. 放射線治療,化学療法にて長期生存が得られている肝転移進行膵癌の1例(第23回千葉県胆膵研究会)
- モルモット摘出腸管に対する芍薬甘草湯(TJ-68)の作用(一般演題「消化管2」)
- 標準法を用いた^C胃排出能検査におけるTmaxとT 1/2による判定の検討(シンポジウム2:消化管運動の制御と病態)
- 16.食道静脈瘤出血に対する経皮経肝塞栓術の経験(第638回千葉医学会例会・第1内科教室同門会例会)
- 膵管癌の治療効果判定における造影超音波の有用性
- 膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMT)の治療方針 : 各種内視鏡所見から
- 9.内科系からみた膵癌取扱い規約のあり方(膵癌取扱い規約をめぐって)
- 膵疾患の画像診断-最近の進歩-
- 膵石灰化からみた慢性膵炎の診断と病態に関する研究
- 膵癌診断における造形X線CTの有用性に関する臨床的研究 : 特に腫瘤形成型膵炎との鑑別および小膵癌診断のための新たなCT所見の検討
- 肝細胞癌の画像診断における LEVOVIST 造影超音波の意義
- 肝生検の組織診断へのフラクタル解析の応用
- HCV抗体(C100-3抗体, N-14抗体)陽性者の長期追跡調査による肝障害ならびに無症候性キャリアについて-集団検診で明らかにされたHCV高浸淫地区での検討-
- 肝細胞癌の発癌と肝内銅蓄積, フリーラジカル発生の関与と予防治療への可能性
- 胆嚢小隆起性病変における3次元超音波像の有用性の検討
- 先天性胆嚢欠損症の1例
- シII-C.肝・膵・胆の吸引細胞診 : 早期癌診断へのアプローチ(肝,胆,膵領域癌の細胞診-採取法から見た早期診野のアプローチ, シンポジウム(II), 第26回日本臨床細胞学会学術集会)
- 多発性骨髄腫54例の臨床像の特徴と治療法における問題点
- 悪性貧血における各種検査値の変動とそれらの有用性
- 特異な進展を示し長期生存の得られた膵巨細胞癌の1切除例
- 地域集団検診に基づくHCV抗体陽性者の疫学ならびにHCV抗体陽性肝細胞癌の臨床所見について
- 肝生検組織および手術標本を用いた薬物代謝能
- 肝細胞癌のMRI診断 : 診断能と信号パターンの検討
- ラット肝細胞によるビタミンB_結合タンパクの摂取とそれらの受容体の局在
- リザーバーを用いた反復動注化学療法により長期生存した門脈腫瘍栓合併肝細胞癌の2症例
- 胆嚢胆石症のESWL治療後長期経過観察による胆石再発に関する研究
- リニア電子走査式穿刺用探触子による超音波映像下臓器穿刺(話題)
- 超音波カラードプラ法による肝細胞癌門脈腫瘍塞栓の診断ならびに病態に関する研究
- 胆嚢胆石体外衝撃波破砕療法における治療効果の予測因子に関する研究
- 排便機能検査
- 家族性高コレステロール血症に対するLDL-apheresis長期施行例の検討 : 日本アフェレシス学会第6回関東甲信越地方会
- 良性リンパ上皮性疾患(いわゆるミクリッツ病)の1例.
- 特別講演 1 肝・胆・膵疾患の画像診断と病理所見(第38回日本消化器外科学会総会)
- 肝内結石の診断
- 肝細胞癌の生検・細胞診のための病理学的背景(要望講演(VI), 第29回日本臨床細胞学会総会・学術集会)
- 胃静脈瘤治療における内視鏡的硬化療法の意義 -門脈血行動態からみた検討-
- 胆管癌に対する温熱治療用マイクロ波アンテナの実験的評価
- 血管造影所見に基づく肝細胞癌多発腫瘍の病態に関する研究
- 長期経過観察した慢性肝障害例における肝細胞癌の発現とその予知因子に関する臨床的研究
- 肝細胞癌の早期診断における超音波映像下組織生検の有用性について
- 小肝細胞癌の超音波所見の成り立ちについての病理所見に基づく検討
- 小肝細胞癌における血管造影の診断的有用性 : 特に他検査所見との比較による検討
- 肝実質所見に基づく肝硬変の超音波分類とその臨床的有用性
- び漫性肝疾患の磁気共鳴画像 (MRI) : X線CTとの比較検討
- 長期自然経過観察にもとずく, 小肝細胞癌の発育速度と進展経過, 及びこれらに関与する因子についての研究
- 磁気共鳴画像 (MRI) による肝血管腫の診断 : 特に肝細胞癌との鑑別において
- 胆管膵管の合流異常と胆嚢癌の関連に関する臨床的研究
- 血管造影による小肝細胞癌の診断 : 腫瘍濃染像の診断的意義について
- 長期無治療の小肝細胞癌22例における臨床所見の検討
- 慢性肝疾患症例における金属結合蛋白とフリーラジカルの発生
- 肝内型ならびに肝内優位型肝内胆石症の非手術例における長期遠隔成績
- 肝硬変症における胃粘膜び漫性発赤の病態に関する研究特に門脈血行動態との関連について ―特に門脈血行動態との関連について―
- Diagnostic capability and clinical usefulness of percutaneous histological biopsy of the pancreas under control on ultrasound image using 21 gauge needle.
- A Clinical and Pathological Study on Early Primary Carcinoma of the Gallbladder
- 経口的胆道鏡による肝内胆石症の治療
- 食道静脈瘤硬化療法後の長期経過例における病態:-門脈血行動態の変化からみた検討-
- 健常者ならびに肝硬変症における肝内門脈血行動態の研究-超音波ドプラ法による検討-
- :Evaluation in Comparison with Hepatic Artery Infusion Chemotherapy
- タイトル無し
- Qualitative analysis of gallstones based on their ultrasonic properties.
- Mechanism of Jaundice, especially Conjugated Hyperbilirubinemia:Part I: Experimental study of obstructive jaundice in bile duct ligated rats Part II: Clinical study in cases of conjugated hyperbilirubinemia