日本人 Crohn 病患者108例におけるHLAの検討
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概要
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日本人 Crohn 病患者108例のHLA-A, -B, -C, -DRおよびDQの検索を行ない, 日本人 Crohn 病とHLAとの関連性について検討した. 日本人 Crohn 病患者ではDR4が有意に高率であり, そのsubtype であるDR4.1の出現頻度が有意に高率であつた. B51, Bw54, DRw12, DRw13, DRw52は対照群に比べ出現頻度が高い傾向を示したが, 有意差は認めなかつた. DR2, DQw1, DQw3は有意に低率であり, B7は低い傾向を示した. 日本人 Crohn 病患者においては, DR4特にDR4.1, またはそれに連鎖している部位に疾患感受性遺伝子があることを推測した.
著者
-
八尾 恒良
福岡大学筑紫病院消化器科
-
小河原 悟
福岡大学医学部腎臓・膠原病内科学
-
藤田 晃一
福岡大学医学部第一内科
-
岡部 信郎
福岡大学医学部第1内科
-
飯田 三雄
九州大学医学部第二内科
-
松井 敏幸
九州大学医学部第二内科
-
真武 弘明
福岡大学医学部第一内科
-
内藤 説也
福岡大学医学部第2内科
-
山本 勉
福岡大学医学部第1内科
-
岡田 光男
福岡大学筑紫病院内科•消化器科
-
八尾 恒良
福岡大学筑紫病院
-
真武 弘明
福岡大学医学部第1内科
-
飯田 三雄
九州大学医学部第2内科
-
岡部 信郎
福岡大学医学部内科学第一教室
-
松井 敏幸
九州大学医学部第2内科
-
小河原 悟
福岡大学医学部第2内科
-
藤田 晃一
福岡大学医学部第1内科
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