Problems in Diagnosis of Anal Lesions in Crohn's Disease by Physicians. Discussion on Its Diagnosability.:Discussion on Its Diagnosability
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
In 113 cases of Crohn's disease, 90 cases (79.6%) had anal lesions. Those were perianal abscess, anal fistula, swelling of anal papillae, skin tag, anal fissure, and anal ulcer, in this order of frequency. Diagnosis of perianal lesions could be made by inspection and digital examination in 69 cases (61%), in which one of such lesions as perianal abscess, anal fistula, or skin tag was recognized. Diagnosis could not be made by those in 21 cases. Those lesions were low grade anal fissure, anal ulcer, and swelling of anal papillae alone.<BR>As for correlation of anal and enteric lesions, 44 of 55 cases (80.3%) with colonic involvement had anal lesions. The frequency was higher as compared to those without colonic involvement. All cases with rectal involvement had anal lesions.<BR>Detectability of epithelioid cell granulomata in biopsy specimens of lower rectum was 32%.<BR>In conclusion, even a general physician who dosen't employ an anoscope in daily practice can get a clue to diagnosis of Crohn's disease in approximately 60% by detection of anal lesions by means of inspection and digital examination.<BR>Physical examination of anal region is clinically important when Crohn's disease is suspected.
- 日本大腸肛門病学会の論文
著者
-
二見 喜太郎
福岡大学筑紫病院外科
-
八尾 恒良
福岡大学筑紫病院消化器科
-
有馬 純孝
福岡大学筑紫病院 外科
-
有馬 純孝
福岡大学筑紫病院外科
-
桜井 俊弘
福岡大学筑紫病院消化器科
-
二見 喜太郎
福岡大学筑紫病院 外科
-
八尾 恒良
福岡大学筑紫病院
関連論文
- 肝切除術のクリニカルパス : 術後経過からみたパス導入の検討
- 追加発言 : 進行・再発大腸癌に対するCPT-11+UFT併用療法
- 早期胃癌における腹部CT検査および腹部超音波検査の意義
- 胃切除例における術前評価からみた未分化型早期胃癌に対するESDの適応
- 幽門狭窄を呈した腎細胞癌胃転移の1例
- P-2-321 当院における小腸悪性腫瘍20例の検討(小腸腫瘍3,一般演題(ポスター),第63回日本消化器外科学会総会)
- O-1-79 病理組織検査からみた低分化型早期胃癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術の適応(胃 早期1,一般演題(口演),第63回日本消化器外科学会総会)
- OP-086-6 十二指腸瘻孔を来たしたクローン病腸管病変の手術手技(炎症性腸疾患-1,一般口演,第110回日本外科学会定期学術集会)
- OP-053-1 80歳以上の高齢者胃癌手術症例における短期予後(高齢者手術-1,一般口演,第110回日本外科学会定期学術集会)
- PD-8-3 Crohn病手術症例の地域的分布からみた拠点病院の役割(炎症性腸疾患に対する外科的治療の標準化,パネルディスカッション,第110回日本外科学会定期学術集会)
- 便潜血反応陽性により発見された大腸癌の臨床病理学的検討
- PP308017 炎症性腸疾患外科治療におけるステロイド剤の risk
- PP1554 クローン病strictureplaety施行部に起因した再手術例の検討
- I-9-1 術前に下部食道癌との鑑別が困難であった食道胃接合部胃癌の1例(第54回日本食道疾患研究会)
- 864 膵頭十二指腸切除術により長期生存を得ている膵浸潤胃悪性リンパ腫の1例
- 示I-140 2cm以下の進行大腸癌の臨床病理学的検討
- IV-74 胃原発悪性リンパ腫(PGML)およびMALT lymphoma(MALToma)の臨床病理学的検討
- P-3-2 クローン病腸管病変に対する手術適応と予後関連因子の検討 ( 炎症性腸疾患における手術治療の役割と手術時期)
- II-155 高齢者に発生した盲腸捻転症の1例(第50回日本消化器外科学会総会)
- II-16 食道癌における Human papilloma virus (HPV) DNA の検出と予後との関連について(第50回日本消化器外科学会総会)
- 420 大腸癌肺転移症例に対する外科的治療の検討(第43回日本消化器外科学会総会)
- 示-155 直腸癌における上方リンパ節転移の検討(第42回日本消化器外科学会総会)
- 138 大腸癌肝転移に対する治療成績(第42回日本消化器外科学会総会)
- 215 結腸癌症例の臨床病理学的検討(第39回日本消化器外科学会総会)
- 110 多変量解析を用いた胃低分化腺癌の臨床病理学的検討 : Cox の比例ハザードモデルを用いて(第39回日本消化器外科学会総会)
- 示-62 潰瘍性大腸炎に対する結腸全摘・直腸粘膜抜去・回腸肛門吻合術の経験(第32回日本消化器外科学会総会)
- 中葉支を閉塞した粘液表皮癌の一切除例(症例 (8), 第22回日本呼吸器外科学会総会)
- 食道扁平上皮癌におけるp53,Ki-67および接着分子ファミリーの発現と臨床病理学的因子との検討
- Crohn病における肛門病変の診断と治療 (特集 肛門疾患診療のすべて)
- P-2-577 大腸癌異時性卵巣転移症例の検射(大腸・肛門 移転・再発2,一般演題(ポスター),第62回日本消化器外科学会定期学術総会)
- O-3-62 Crohn病結腸・十二指腸瘻の手術症例の検討(十二指腸 症例,一般演題(口演),第62回日本消化器外科学会定期学術総会)
- O-2-6 潰瘍性大腸炎術後の回腸嚢炎についての検討(小腸 炎症性疾患,潰瘍,一般演題(口演),第62回日本消化器外科学会定期学術総会)
- 2536 炎症性腸疾患に合併した大腸癌症例の検討(炎症性腸疾患,一般演題,第61回日本消化器外科学会定期学術総会)
- PD-6-2 クローン病腸管病変に対する外科治療戦略(クローン病に対する外科的治療戦略,パネルディスカッション,第61回日本消化器外科学会定期学術総会)
- Crohn病肛門病変に対する外科治療 (特集 最新 炎症性腸疾患手術) -- (Crohn病(CD))
- 長期予後からみた大腸カルチノイド腫瘍に対する治療法の検討(大腸12, 第60回日本消化器外科学会総会)
- Crohn 病外科治療における問題点(炎症性腸疾患外科治療の問題点, 第60回日本消化器外科学会総会)
- クローン病肛門病変に対する外科治療の選択 (特集 炎症性腸疾患--治療における最近の進歩)
- PPS-3-087 広汎な2群リンパ節転移を伴った胃粘膜内癌の一例(胃早期癌)
- OP-1-080 内科的治療の変遷からみた潰瘍性大腸炎手術症例の検討(大腸2)
- クローン病腸管非切除例の術後経過
- リンパ節転移状況からみた右側結腸癌に対する切除範囲の検討
- PP1281 直腸癌局所再発の検討 : 特にewからの再発危険因子について
- 323 大腸癌の肝・肺転移に対する r-TNF-S を使用した EET 療法と動注療法の検討(第36回日本消化器外科学会総会)
- O-1-226 大腸癌病変におけるTight junction関連蛋白質claudinの発現の意義(大腸癌 分子生物学2,一般演題(口演),第62回日本消化器外科学会定期学術総会)
- Crohn病における肛門病変の治療 (特集 炎症性腸疾患--最近の動向) -- (Crohn病)
- I-3-5. 食道 mm 癌の臨床的検討 : sm 癌との比較(第47回食道疾患研究会)
- 食道血管腫-症例報告と本邦報告例の検討
- 胆嚢捻転症の一手術例
- 68. 乳癌術後の胸部陰影の検討(第44回日本肺癌学会九州支部会)
- 小児急性虫垂炎症例の病型別・年齢別検討
- Crohn病における出血 (特集 腹部・臓器出血の診断と治療)
- Crohn 病における縫合不全の予防と対策
- RS-23-2 クローン病における緊急手術症例の検討(要望演題23-1 炎症性腸疾患に対する外科治療1,第64回日本消化器外科学会総会)
- SF-012-3 クローン病に合併した肛門部癌の検討(大腸(炎症疾患),サージカルフォーラム,第109回日本外科学会定期学術集会)
- 1663 内視鏡検査により術前診断を得た空腸および回腸癌3例の検討(小腸悪性1,一般演題,第61回日本消化器外科学会定期学術総会)
- 食道癌術後7年目の肺転移に重複した小細胞肺癌切除例の一例
- PP538 直腸癌に対する側方リンパ節郭清の適応と予後
- PP452 肉眼型別にみたmp胃癌の検討
- P-928 "Carcinomatous nodule"の臨床病理学的検討 : その臨床的意義について
- 示I-158 大腸癌治癒切除後卵巣転移をきたした3例
- P3-1 クローン病腸管病変に対する手術適応と術後成績
- 75 大腸癌肺転移症例に対する内因性・外因性 TNF (腫瘍壊死因子) 療法の検討(第40回日本消化器外科学会総会)
- 示-117 大腸・皮膚に特異な再発形態を来したsm早期癌の1例(第38回日本消化器外科学会総会)
- 36 胃癌と腫瘍マーカー、その臨床病理学的意義(第38回日本消化器外科学会総会)
- 6. 食道癌に対する術前照射と予後因子の検討(第45回食道疾患研究会)
- 便潜血反応陽性により発見された大腸癌の臨床病理学的検討
- 回腸重複腸管から発生した腹膜偽粘液腫の1例
- 4型胃癌における多臓器合併切除の検討
- 食道癌術後の脾臓転移を切除した1例
- PP117033 stage IV胃癌の規定因子・肉眼型からみた治療成績の検討
- Meckel憩室内翻症の1例
- 消化管悪性腫瘍に合併した肝炎症性偽腫瘍の2例
- 直腸癌術後に発生した腸腰筋膿瘍の2例
- 直腸カルチノイドの臨床病理学的研究 : とくに免疫組織化学的悪性度指標の検討
- 胃癌再発因子としての転移リンパ節個数の重要性に重要性に関する検討
- W3-2 クローン病大腸病変に対する手術成績(第46回日本消化器外科学会)
- 示-87 直腸癌を合併した Crohn 病の2例(第45回日本消化器外科学会総会)
- 多発早期大腸癌を合併した潰瘍性大腸炎の1例
- 医療経済からみたUFT/CPT-11療法の有用性 (特集 医療経済からみた大腸癌化学療法)
- 歩行困難をきたした閉鎖孔ヘルニアの一例
- O-2-201 出血を理由としたクローン病手術症例の検討(炎症性腸疾患3,一般演題(口演),第63回日本消化器外科学会総会)
- 嚢胞液中のCEAおよびCA19-9が異常高値を示した巨大粘液性膵嚢胞腺腫の1例
- ll-D-1 食道表在癌の検討(第49回食道疾患研究会)
- C2-9 食道癌術後高ビリルビン血症(第47回日本消化器外科学会総会)
- J1-20 クローン病肛門病変の検討(第47回日本消化器外科学会総会)
- E1-7 切除不能, 絶対非治癒切除胃癌の臨床病理学的検討とI-Leucovolin・5FU併用療法の有効性(第47回日本消化器外科学会総会)
- 216 sm 胃癌リンパ節転移陽性危険因子の検討 (第46回日本消化器外科学会)
- 示-19 胃癌血行性転移の特徴(示-胃-5(臨床検討))
- 胃癌再発因子の検討と拡大郭清の効果(第42回日消外会総会シンポ1・胃癌治療の現状と展望)
- 375 胃癌再発因子としての転移リンパ節個数の重要性 : 多変量解析による検討(第43回日本消化器外科学会総会)
- 192 胸部食道癌におけるリンパ節転移の検討(第43回日本消化器外科学会総会)
- S1-6 胃癌再発因子と拡大郭清の効果(第42回日本消化器外科学会総会)
- 23. 非手術治療を行った表在食道癌の3例(第46回食道疾患研究会)
- 9 stage III 胃癌再発因子の検討(第41回日本消化器外科学会総会)
- 2cm以下の進行大腸癌の臨床病理学的検討 : Ki-67, P53免疫染色を用いた悪性度を中心に
- II-4-1.食道表在癌の臨床病理学的検討(第55回日本食道疾患研究会)
- OP-2-124 クローン病痔瘻病変におけるインフリキシマブ製剤使用の経験(小腸5)
- クローン病における尿路生殖器瘻孔の外科治療(小腸・大腸・肛門23, 第60回日本消化器外科学会総会)
- WV-6. Crohn 病51例の外科的治療成績と再発形態(第35回日本消化器外科学会総会)