自記差動熱量計によるモノグリセリドに関する研究 (第1報) : 1-モノパルミチンの融解熱の測定および2-モノパルミチンの異性化について
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概要
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Heat of fusion of 1-monopalmitin was determined using Perkin-Elmer DSC-1 differential scanning calorimeter based on the heat of tin. The DSC analyses were done as follows; 510mg of the sample was placed in an aluminum pan which was placed in a sample holder. An empty pan was put in the reference holder. Heating rate and sensitivity were 10°C/min and range 16, respectively. 1-Monopal-mitin and 2-monopalmitin were prepared by the interesterification of methylpalmitate with glycerol or the acylation of 1, 3-benzylidene glycerol with palmitoyl chloride.<BR>The evident differences were observed between the initial melting curve and the repeated heating curves of pure 1-monopalmitin. The original melting curve shows the endotherm corresponding to the melting of β-form. The repeated heating curves had two endothermic peaks corresponding to sub-α-transformation and the melting of α-form.
- 社団法人 日本油化学会の論文
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