交流ポーラログラフ法によるセメント中の微量亜鉛の定量
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Small amounts of zinc in cement was determined by A. C. polarographic method. The procedure estabished is as follows. A sample is dissolved in hydrochloric acid with ammonium chloride, and silica, being made insoluble, is filtered off. Zinc in the filtrate is extracted in benzene as dithizonate, followed by stripping into phosphoric acid solution.<BR>The resulting solution is adjusted to 1.0<I>M</I> as phosphoric acid. The dissolved oxygen in an aliquot taken is removed completely by passing N<SUB>2</SUB> gas, and A. C. polarogram is obtained between -1.0 to -1.5 volt against Hg pool, and the amount of zinc is obtained from the calibration curve.<BR>As little as 0.001% zinc in cement was deter. mined with satisfactory results, and about 0.010.1% of zinc was found in the commercial products.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
著者
-
青木 栄一
小野田セメント株式会社中央研究所
-
永長 久彦
小野田セメント株式会社中央研究所
-
石井 一
小野田セメント(株)中央研究所
-
永長 久彦
小野田セメント(株)中央研究所
-
青木 栄一
小野田セメント(株)中央研究所
関連論文
- 25. 施工期の温度がモルタルの諸性貭に及ぼす影響 (その1) : コンクリートブロツク目地施工に関する研究 第6報
- 24. ブロツク壁積上げ後の養生について : コンクリートブロツク目地施工に関する研究 (第5報)
- コバルト(II)-カルシクロム錯体生成を利用するコバルトの新吸光光度定量法 : 吸光光度試薬としてのカルシクロムに関する研究(第9報)
- 原子吸光光度法によるセメントおよび原料中のマンガンの定量 : 窯業製品および窯業原料の原子吸光分析(第5報)
- 比色分析によるセメント中の無水硫酸の迅速定量
- ニッケル(II)-カルシクロム錯体生成を利用するニッケルの新吸光光度定量法 : 吸光光度試薬としてのカルシクロムに関する研究(第8報)
- マンガン(II)-カルシクロム錯体およびマンガンの吸光光度定量への応用 : 吸光光度試薬としてのカルシクロムに関する研究(第7報)
- 鉄(II)-カルシクロム錯体生成を利用する鉄の新吸光光度定量法 : 吸光光度試薬としてのカルシクロムに関する研究(第3報)
- 溶媒抽出-吸光光度法によるセメント中の微量銅の定量 : セメント中の微量元素の定量(第4報)
- カルシクロムを用いるチタンの新吸光光度定量法 : 吸光光度試薬としてのカルシクロムに関する研究(第5報)
- 13窯業分析
- 交流ポーラログラフ法によるセメント中の微量カドミウムの定量 : セメント中の微量元素の定量(第2報)
- ポーラログラフ法によるセメント中の微量クロムの定量 : セメント中の微量元素の定量(第1報)
- Calcichromeを指示薬とする窯業製品および窯業原料中のカルシウムのキレート滴定
- 交流ポーラログラフ法によるセメント中の微量亜鉛の定量