溶媒抽出-原子吸光法による銅,アルミニウムおよびそれら合金中の極微量銀の定量
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概要
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溶媒抽出-原子吸光法による銅,アルミニウムおよびそれら合金中の極微量銀の定量法を検討し,その最適定量条件を明らかにした.試料を酸で分解し,pHを8.5に調節後,DDC-ベンゼンで銀を抽出し,波長3280.7Åの吸光度を測定し,検量線より銀を定量する.銅,アルミニウム,ウランなどのマトリックス元素および鉄,ニッケルなどの妨害は,クエン酸あるいはEDTAを添加していんぺいする.ベンゼン中1ppmの銀の吸光度は0,15であった.本法により,銅,黄銅,アルミニウム,アルミニウム-ウラン合金,高力アルミニウム合金およびアルミニウム合金鋳物中の1〜10ppmの銀を定量した.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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