原子吸光滴定法による微量塩素の定量
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概要
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試料溶液数個を分取し硝酸銀の過剰をそれぞれに添加し塩化銀の沈殿を生成させた.分離後濾液を原子吸光にかけて滴定曲線を描き,から滴定と比較してその急変点を終点として過剰の銀量を求め間接的に塩素を定量した.<BR>塩化銀の溶解度を小さくするために溶媒にエタノールを使用し,沈殿分離にザートリウスメンブランフィルター(MF-10,0.01μ)と試作した加圧濾過器を使用した.<BR>50m<I>l</I>中数μgの塩素を正確に定量できた.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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