アヒルB型肝炎ウイルスの感染様式に及ぼすステロイド剤の影響
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概要
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宿主の免疫状態のアヒルB型肝炎ウイルス(DHBV)の感染様式に及ぼす影響を検討するため,免疫抑制剤としてステロイドホルモン1mgをフ化直後より連日投与した日本産ペキンダックを用いてフ化7および14日目にDHBVの接種実験を行った.ステロイド投与により7および14日目接種ともDHBVのcarrier化の促進と血中DHBV-DNAの増加が見られたが肝炎所見はステロイド非投与群との間に著明な差は見られなかった.<BR>ステロイド投与群では7日目ウイルス接種でDHBV-DNA量の増加にも拘らずDNAポリメラーゼ活性の低下が見られ,より完全二重鎖にちかいDNAを持つウイルスが産生される可能性が考えられたが14日目接種ではこの関係ははっきりせず,感染様式やウイルスの増殖形式には免疫反応の強弱の面とは別の意味で,宿主の年齢が強く影響することが推測された.
著者
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天野 祐二
島根医科大学 第2内科
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福田 亮
島根医科大学 第2内科
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赤木 収二
島根医科大学第2内科
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島田 宜浩
島根医科大学内科(第2内科)
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小野 直美
島根医科大学内科学講座第2
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沖永 聡
島根医科大学内科学講座第2
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日高 光宣
島根医科大学内科学講座第2
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天野 祐二
島根医科大学内科学講座第2
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赤木 収二
島根医科大学内科学講座第2
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島田 宜浩
島根医科大学内科学講座第2
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