小児喉頭乳頭腫に対するα-インターフェロンの治療効果と免疫能への影響
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概要
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A nine year-old girl with juvenile laryngeal papillomatosis (JLP) was treated with systemic administration of alpha-type interferon (IFN-α), and was investigated the immunological response to IFN-α.The patient had the onset of the disease under two years of age, and was of agressive type with frequent recurrence.The initial dosage of IFN-α, 1×106 units (alternate day), or 3×106 units (every day), and maintenance dosage of it, 1×106 units (weekly or two times a week), were given to the patient.Results were as follows.1. Clinical effects: The patient had no recurrence of the disease for three months laryngoscopically, and was markedly improved in speaking without hoarseness.2. Immunological effects: IFN-α in vivo inhibited the proliferative response of lymphocytes to mitogens and decreased immunoglobulin secreting cells in peripheral blood lymphocytes on the initialdosage of 3×106 units, IFN-α (every day).Furthermore, we showed that the addition of IFN-α to the culture in vivo gave the effects on the proliferative response of lmyphocytes to mitogen and immunoglobulin synthesis.These results indicated that IFN-α should be used in vivo with caution, since it gave various effects on the immune functions.
- 日本臨床免疫学会の論文
著者
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沢田 淳
京都府立医科大学小児科
-
沢田 淳
京都府立医科大学
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兵頭 行夫
神奈川県立こども医療センター
-
高橋 協
神奈川県立足柄上病院 小児科
-
石橋 康
神奈川県立こども医療センター耳鼻咽喉科
-
今西 二郎
京都府立医大微生物学
-
黒住 浩子
神奈川県立こども医療センター感染免疫科
-
小河原 昇
神奈川県立こども医療センター
-
岸田 綱太郎
神戸常盤短期大学
-
吉田 直隆
神奈川県立こども医療センター感染免疫科
-
高橋 協
神奈川県立こども医療センター感染免疫科
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