統一治療プロトコールによる進行神経芽腫の治療 : 1988年9月における治療成績集計
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概要
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We present preliminary results of a nation-wide co-operative clinical study for advanced neuroblastoma supported partly by a grant-in-aid for cancer research from the Japanese Ministry of Health and Welfare. This study involves 29 major pediatric oncology institutions in Japan and started May 1985. Until September 1988 we treated 116 patients with neuroblastoma stage III and IV whose prognosis was considered to be extremely poor. Every patient who entered this study received 6 cycles of A_1 protocol consisted of high dose cyclophosphamide, vincristine, cisplatinum and THP-adriamycin, a newly introduced low-cardiotoxic anthracycline derivative. After 6 cycles of At protocol, patients were divided into 3 groups, i. e., ACNU course, DTIC course and bone marrow transplantation course preconditioned by high dose melphalan. Of 102 partients who received more than 3 cycles of the A_1 protocol, tumor extirpation was performed in 92 patients. Total or subtotal resection of the original tumor and the regional lymphnodes was possible in 78 cases (85%). The high resectability indicated marked effectiveness of this protocol. Of the 82 patients who followed this treatment protocol from the beginning (virgin case) , 54 (65.9%) showed complete response and 43 of 54 still remains in complete remission. 92.7% of response rate (CR + PR) was obtained by the treatment protocols, which was considerably higher in comparison with the results of other treatment protocols reported. This protocol was also effective, though transient, in those who had failed by other treatment protocol. Two-year survival of the patients with neuroblastoma stage IV calculated according to Kaplan-Meier method, was 57%. These patients, who were formerly thought fatal, are expected to be completely cured of the disease. Our data at present showed no obvious correlations between the age at initiation of the treatment and the prognosis of the disease.
- 日本小児外科学会の論文
- 1990-02-20
著者
-
金子 道夫
筑波大学小児外科
-
金子 道夫
筑波大学臨床医学系小児外科
-
高橋 英世
千葉大学小児外科:(現)千葉労災病院
-
中條 俊夫
東京大学小児外科
-
沢田 淳
京都府立医科大学小児科
-
澤口 重徳
筑波大学小児外科
-
土田 嘉昭
国立小児病院外科
-
澤口 重徳
筑波大学臨床医学系小児外科
-
沢田 淳
京都府立医科大学
-
土田 嘉昭
国立小児病院
-
高橋 英世
千葉大学小児外科
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