日本産ハツカネズミ集団における蛋白質変異の地理的分布〔英文〕
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概要
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Electrophoretic survey of ten genetic loci, Es-1, Es-2, Es-5, Es-6, Amy-1, Amy-2, Prt-1, Prt-2, Mod-1 and Trf was carried out in wild populations of Japanese house mouse. All loci except Trf were polymorphic and two distribution patterns were observed in several alleles. E3-2a, E3-2b, Amy-1a and Prt-1a were distributed more frequently in the peripheral regions as well as Hbbd allele, and Es-5b was found in the southern regions as well as Id-1a and Id-1c previously reported. Calculation of genetic distance on 12 loci demonstrates three regional groups, Hokkaido, Mainland and Southern regions. This feature is consistent with the multiple migration hypothesis.Rough estimation of the genetic distance and comparison of the allelic composition between Japanese and Western Hemisphere populations suggests close relationship of the Japanese mouse to M. m. musculus and remote relationship to three other Mus populations, M. m. domesticus, M. m, brevirostris and Mus spretus. Evidently, the Japanese mouse seems to belong to a unique Mus musculus subspecies, M. m, molossinus.
- 日本遺伝学会の論文
著者
-
峰沢 満
Laboratory of Animal Breeding, Faculty of Agriculture, Nagoya University
-
森脇 和郎
Department of Cytogenetics, National Institute of Genetics
-
近藤 恭司
Laboratory of Animal Breeding, Faculty of Agriculture, Nagoya University
-
近藤 恭司
名古屋大学農学部家畜育種学教室
-
近藤 恭司
名大・農
-
近藤 恭司
応用生化学研
-
近藤 恭司
National Institute Of Agricultural Sciences Livestock Sectiion.
-
森脇 和郎
総合研究大学院大学
-
森脇 和郎
理化学研究所筑波研究所バイオリソースセンター
-
森脇 和郎
国立遺伝研
-
MINEZAWA Mitsuru
Laboratory of Animal Breeding, Faculty of Agriculture, Nagoya University
-
MORIWAK Kazuo
Department of Cytogenetics, National Institute of Genetics
-
KONDO Kyoji
Laboratory of Animal Breeding, Faculty of Agriculture, Nagoya University
-
近藤 恭司
名古屋大農
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