^F-FDG PETが有用であった肺腺癌術後胸壁転移の1例

元データ 2005-10-20 日本肺癌学会

概要

背景.^<18>F-fluorodeoxyglucose (FDG) positron emission tomography (PET)は, 悪性腫瘍の病期診断と治療効果の判定において重要な検査に位置付けされてきた.しかし, 肺癌を含めた悪性腫瘍の術後再発の診断にFDG PETを用いた報告は少ない.われわれは, FDG PETが肺腺癌術後の胸壁転移の発見に有用であった1例を経験した.症例.54歳女性.2000年に右S^6肺腺癌に対し右下葉切除とND2a郭清を施行した(pT2N0M0).術後32月CEAが21ng/mlに上昇し, 胸部CTを含む全身検索を行ったが再発や多重癌は指摘できなかった.術後35月FDG PET検査で, 右前胸部に集積を認め, 胸部CTとMRIから胸壁転移と診断した.術後38月右前胸壁切除を施行した.腫瘍は, 壁側胸膜と肋間筋の間に円盤状に存在し, 壁側胸膜外脂肪織への血行性転移と診断した.結論.非小細胞肺癌の再発診断にFDG PETは有用である.

著者

早川 信崇 聖隷横浜病院呼吸器外科
早川 信崇 国立病院機構南横浜病院呼吸器外科
井上 宏司 東海大学医学部呼吸器外科
朴 在善 東海大学医学部外科学系呼吸器外科学
早川 信崇 独立行政法人国立病院機構南横浜病院呼吸器外科
井上 宏司 東海大第1外科
岩崎 正之 東海大学医学部外科1
西海 昇 東海大学医学部外科学系呼吸器外科学
吉野 和穂 東海大学医学部外科学系呼吸器外科学
早川 信崇 東海大学医学部外科学系呼吸器外科学
吉野 和徳 東海大学医学部外科学系呼吸器外科学部門
井上 宏司 東海大学医学部外科学系呼吸器外科学
吉野 和穂 東海大学 医学部外科学系呼吸器外科
早川 信崇 聖隷横浜病院 呼吸器外科
吉野 和穂 東海大学医学部付属八王子病院呼吸器外科
岩崎 正之 東海大学医学部 外科学系呼吸器外科学
吉野 和穂 東海大学外科

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