学内での所在情報を共有するWeb/スマートフォン向けシステムの開発
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概要
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本研究では、宮城教育大学学内における学生の位置情報を共有するための、Webとスマートフォンの両方に対応したシステムを開発した。従来学生共同研究室などの入り口にマグネットなど手動で行き先指示板として利用されているものを、情報通信技術に対応させることで、1. 関係者の所在地情報を遠隔から把握すること、2. 所在地情報の自動更新ができることを可能にした。これらの機能により、これまで手動で行っていた場合に時折生じていた居場所情報の変更忘れを防ぐこと、そして、当該教室前に行かずとも居場所を確認できるため、メンバー同士での連絡・連携を取りやすくすることができた。所在情報の自動更新には、個人設定によるタイマー型の機能と、学内無線LANの電波強度による位置情報取得機能で実現した。システム自体は、スマートフォン所有者向けに専用アプリケーションを開発し、フィーチャーフォン所有者向けには同様の機能をWebブラウザで動作できるものを開発した。これにより本システムは、携帯電話所有者であれば全てのユーザが利用できる。
- 宮城教育大学情報処理センターの論文
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