アユ人工採苗に関わる諸問題の検討(1)
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概要
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種苗の安定供給を目標として行われてきたアユの人工採苗は,現在,再生産技術という点でほぼ確立されるに至った。しかし,技術上の幾つかの点については末だ多種多様な方法が用いられており,いずれの方法がより有利であるかは明確にされていない。また,現在の人工種苗生産には多くの経費,労力を要しているのが実情であり,アユ人工採苗技術は経済性という点では末だ多くの問題を抱えている。さらに,生産された種苗は,体形異常の出現など,その品質面で天然産に劣る傾向がある。したがって今後,省力化,生産に関わる経費の抑制,品質の向上に着眼し,人工採苗技術を点検していくことが重要と思われる。この点を踏まえ,幾つかの調査,実験を実施したので,その結果について報告する。
- [栃木県水産試験場]の論文
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