スギ・ヒノキ人工林の針広混交林化を目的とした抜き伐り後4年間の下層植生の動態
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概要
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下層植生の回復程度は調査地により著しく異なり,回復の良好な調査地でも植被率の増加は施行3年目以降に現れる林分が多かった。植被率が短期的に増加する林分では,先駆樹種が侵入,繁茂し優占することが認められた。植被率と下層植生量との間には相関が認められ,植被率は下層植生量の推定に有効であると考えられた。一方、抜き伐り後の開空度や伐り捨てされた伐倒木による林床被覆が下層植生の回復に影響することは少ないと推測された。
- 2012-02-00
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