幼児の生活リズムに関する実証的研究Ⅱ : 運動遊びの効果についての検討
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概要
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保育園で午睡後に実施された運動遊びの、幼児の生活リズムへの効果の表れ方について検討した。結果の分析より、運動遊びを行った当日、あるいは翌朝に限定して子どもの状態に変化が見られるわけではないということが示され、本研究における運動遊びの影響は一週間を通して全体的に表れるものであるということが示唆された。睡眠時間、起床時刻、就寝時刻についての一週間の変動に着目した場合には、運動遊びの有無にかかわらず、週末の睡眠時間が比較的長く、起床時刻が遅め、就寝時刻が早めであるという結果が得られ、その結果は養育者の生活様式の影響によるものと考えられた。
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