<原著>Duchenne型筋ジストロフィー症ステージ7・8患者の機能訓練に関する研究 : 「ホープ」、主観的有用度と満足度の検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究では、Duchenne型筋ジストロフィー症ステージ7・8患者(以下「DMD患者」と示す)の機能訓練プログラムの立案に必要な「ホープ」と機能訓練の現状について質問紙を用いた面接調査によって明らかにすることを目的とした。調査対象者は31名のDMD患者であった。その結果、現在の「ホープ」として「インターネットを通じた外部交流」と「個人活動」、「その他」のみがあげられた。他方、将来の「ホープ」では、『「ホープ」なし』の回答がみられた。次に、機能訓練項目に対する主観的有用度について最も有用度の高かった項目は「車椅子訓練」であった。また機能訓練に対する満足度で最も低かった事柄は「機能訓練内容の説明」であった。
著者
関連論文
- 病弱児の疾病対処行動について
- 先天性心疾患幼児の食事に関する研究 : 母親の感じる困難について
- <資料>慢性腎疾患におけるセルフケア行動尺度の作成と妥当性の検討
- <原著>Duchenne型筋ジストロフィー症ステージ7・8患者の機能訓練に関する研究 : 「ホープ」、主観的有用度と満足度の検討
- 〈資料〉 アルコール依存症患者の飲酒運転に対する意識 : 自助グループメンバーを中心とした遡及的研究
- <原著>喘息児と健康児の身体内部位の概念 : 機能の理解を中心とした検討
- 「からだの中(身体内部位)」の概念に関する発達的研究 : 健康児と喘息児の比較検討
- 病弱児の学習性無気力について : Hopelessness(失望感)を指標として
- 精神薄弱者の職場適応について : 個人的、環境的要因との関連
- 測定・評価2(708〜714)(部門別研究発表題目・質疑応答・討論の概要)
- 710 コロンビア知的能力検査(CMMS)に関する研究 : 課題タイプの概念的妥当性について(測定・評価2,研究発表)
- 813 コロンビア知的能力検査に関する研究 : 検査項目の誤答分析(知的能力の測定,測定・評価)
- 450 デュシャンヌ型筋ジストロフィー症重症ステージ患者の機能訓練に関する研究 : 主観的有用度、満足度の検討(神経系理学療法9)
- 特別支援教育における発達テストとアセスメント(準備委員会企画シンポジウム1)