音楽を聴いた時の脳活動と感性評価について
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概要
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本研究では脳活動データと感性評価結果から,音楽のジャンル識別を行う.脳活動の計測にはNIRSを用いて行い,感性評価の指標としてSD法を用いて実験を行った.これら2つのデータから既知の曲判別やジャンルによる感性評価と脳活動の関連性を見出すことを行った.結果として,既知の判別であれば平均88%で判別が可能であり,2ジャンル間での識別では平均66%で可能であった.感性評価の回帰に関しては,一部の感性評価において回帰が可能であることが示唆された.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-03-06
著者
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菊池 眞之
東京工科大学
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掛川 茉祐
東京工科大学コンピュータサイエンス学部
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掛川 茉祐
東京工科大学大学院バイオ・情報メディア研究科
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小宮山 諒
東京工科大学コンピュータサイエンス学部
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政倉 祐子
東京工科大学
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政倉 祐子
東京工科大学コンピュータサイエンス学部
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掛川 茉祐
東京工科大学 コンピュータサイエンス学部
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