1231 製鋼スラグの吸水率が鉄鋼スラグ水和固化体の耐久性に及ぼす影響(リサイクル)
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概要
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鉄鋼スラグ水和固化体は,通常のコンクリートと同程度の性能が発現可能な,副産物を利用した建設材料である。しかし,使用するスラグ骨材の品質によっては耐久性が劣る場合がある。鉄鋼スラグ水和固化体の性能を改善することを目的に,吸水率を下げた溶銑予備処理スラグを骨材として使用した。鉄鋼スラグ水和固化体の硬化後の性能に及ぼす影響を実験により確認した。とくに,耐凍害性は,吸水率の低い溶銑予備処理スラグを用いることで,エントレインドエアが連行されやすくなり,著しい改善効果が得られることを確認した。
- 公益社団法人日本コンクリート工学会の論文
- 2005-06-25
著者
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藤井 隆史
岡山大学大学院環境学研究科
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藤木 昭宏
ランデス(株)
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阪田 憲次
岡山大学環境理工学部環境デザイン工学科
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阪田 憲次
岡山大学大学院
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Ayano Toshiki
Dept. Of Environmental And Civil Engineering Okayama Univ.
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藤井 隆史
岡山大学環境理工学部
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綾野 克紅
岡山大学大学院環境学研究科資源循環学専攻
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