マルチメディアの教育利用に関する実践研究の動向と課題
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概要
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本論文は、最近のマルチメディアの教育利用に関する実践研究を対象とした文献研究を行うことによって、マルチメディアを用いた授業設計や教材開発のために必要になる基本的な研究領域と課題および研究上の論点について整理し、さらにそれぞれの論点での異なる考え方を紹介しながら、マルチメディアを用いた授業と教材の設計理論を構築するための基礎になる理論的基盤を描き出すことを目的とした。そのために、まずマルチメディアの教育利用に関する7つの下位領域を整理し、そこから論点を導きだした。次に、本論ではこの中の教材・作品モデルの領域に限定して、そこでの研究動向と論点および課題を整理した。さらに、研究課題として、子供のマルチメディア作品の分析や、子供の作品制作過程の分析等の必要性を示して、今後の研究の方向性を示唆した。
- 日本教育メディア学会の論文
- 1995-02-10
著者
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