リハビリテーション病院におけるフットケアのあり方を探る
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概要
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外来受診者にアンケート調査を行い、足のトラブルの既往や現状、フットケアに関するニーズを明らかにする。一般的なフットケア対象者である糖尿病既往のある患者は、アンケート回答者の13%であった。現在、足のトラブルがあるとの回答は55%で、トラブルの内訳は、水虫・爪の異常・むくみ・巻き爪等であった。爪切り時の困難感を問う質問に対して67%が困難を感じている。内訳は、爪の肥厚・巻き爪・爪の変形などであった。爪切り困難の理由のうち、「手足が思うように動かない」が60%以上を占めた。アンケート調査から、一般の糖尿病外来などで行われているフットケアとは異なるニーズがあることがわかった。足病変に加え、麻痺や感覚低下、巧緻性低下、拘縮、変形などが爪切りを困難にし、足の清潔を保ちにくくしている。また、循環障害からむくみも生じやすく、足トラブルのリスク状態にあるといえる。さらに、3人に1人は、家族が爪切りを介助している。このことから、本人と家族への支援が必要であるといえる。今後は、外来において足病変のリスク患者を選択し、フットケアの実践を通して、足病変予防と悪化防止の効果について評価し、外来でのフットケアの提供方法を検討する。
- 2009-00-00
著者
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菊田 富子
茨城県立医療大学付属病院 看護部
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砂原 みどり
茨城県立医療大学付属病院 看護部
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秋元 陽子
茨城県立医療大学付属病院 看護部
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菊田 富子
茨城県立医療大学付属病院看護部3Bユニット師長
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秋元 陽子
茨城県立医療大学付属病院看護部3Bユニット看護相談室
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砂原 みどり
茨城県立医療大学付属病院看護部3Bユニット外来副師長
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