小児リハビリテーション病棟における転倒転落アセスメントスコアシートの導入と評価(第2報)

概要

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小児リハビリテーション病棟に適した転倒転落アセスメントスコアシートの導入を目的に、2008年にアセスメントスコアシート第1号(表1)から第4号(表2)まで作成した。2009年は第4号アセスメントスコアシートの試験的導入前後にスタッフへアンケートを実施し、各項目の表現を家族や子どもの状況がより具体的に把握できるように修正し、第5号(表3)を作成した。さらにハイリスクの要因としていた「初回入院」「母子入院」等にこだわらずに評価する第6号(表4)を作成し、現在電子カルテ導入への準備中である。また、同時にこれまで統一されていなかった安全評価の方法について見直しを行った。安全評価一覧表第1号(表5)を作成し、評価を行った結果、安全評価の方法が明確になり、またアセスメントスコアシートを有効に活用することができた。小児用転倒転落アセスメントスコアシートの導入と安全評価の方法の見直しを行ったことにより、スタッフの危険防止に対する意識の向上につながった。
茨城県立医療大学の論文
2010-00-00