画像ヒストグラムの情報理論的な先見情報を用いた超解像(一般:情報通信基礎サブソサイエティとの合同研究会)

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
超解像とは低解像度の劣化画像を高解像度の画像へと復元する技術である.従来手法では解像度低下による不足情報を補うために,画素の位置情報を利用する.しかし,この情報を利用すると画像の平滑化が必要となり,エッジがぼけてしまうという問題がある.本稿では,画像を濃度値のヒストグラムで表したとき,ヒストグラムがスパースになるという性質に着目する.また,カラーチャンネル間の対応関係を活かすために,結合ヒストグラムを利用する.ヒストグラムがスパースであるとき,ヒストグラムのエントロピーは小さくなる.本稿では,この情報を情報理論的な先見情報とすることで,従来の超解像法とは異なる新しい超解像画像復元法を提案する.
2012-02-23

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク