続・コンピュータ・グラフィックによる立体視地形図作成プログラムの開発について -熊本都市圏の山地流出による水田の分布-
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概要
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熊本市周辺の山地は、阿蘇火山西麓の溶岩台地と河岸段丘の組み合わせ地形からなる緩傾斜地帯であり、海水面が高かった2〜3千年以前においては、益城町について言えば、その南限の加瀬川上流の木山川と秋津川に囲まれた区間までは湖水であったとされる。その水面標高は嘉島町、井寺の現存湖水の水位、10mから判断して、標高20m程度と考えられる。有史以来、この20m以上の標高の熊本市周辺の緩傾斜山地に人が住み、それ以南では水前寺湧水点付近での現地盤標高は10mであるから、以南から見れば、低平、広大な平野がほぼ、水面下に広がっていたとされる。
- 2012-03-01
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