Gather機能を有するHybrid Memory CubeのFPGAを用いた予備評価

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概要

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多くの重点アプリケーションの性能に直結する Byte/FLOP を現在より大幅に下げざるを得ない Exa FLOPS 級マシンにおいて,性能面と電力面の両面から,その対策が望まれている.本報告ではその対策として Gather 機能を有する Hybrid memory cube(HMC) について提案し,FPGA による予備評価を行った.その結果,三次元実装向けのパラメータ空間において設計指針の妥当性を概ね裏付ける結果が得られた.Gather 機能を HMC に実装することにより,配列の間接参照のスループットにおいて 11〜13 倍の性能向上が得られることが確認された.回路規模は現時点での最新より 2 世代前の中規模 FPGA で十分に実装できる範囲にあることを確認した.
2012-03-19

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