スケーラブルFPGAシステムにおけるハードウェア拡張方式(高速化技術,FPGA応用及び一般)
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概要
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近年,高性能計算(HPC)の分野において,膨大な処理を要する計算に対して,定型化されたアルゴリズムをFPGAによりハードウェア化する動きがある.しかしながら,FPGAの容量には限界があり,大規模な回路を実現するためには,FPGAボード間を高速シリアル通信技術を活用し,物理的に分散したFPGA間において,論理的に一つの大規模回路を実現するための機構が必要である.本論文では,現在開発を進めているスケーラブルFPGAシステムにハードウェアを拡張するための機構を提案し,その実現可能性について議論し,今後の発展性について述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2010-01-19
著者
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中條 拓伯
東京農工大学
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三好 健文
東京工業大学大学院情報理工学研究科
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三好 健文
東京大学大学院情報理工学系研究科創造情報学専攻
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中條 拓伯
東京工大学大学院工学研究科
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坂本 龍一
東京農工大学工学部
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船田 悟史
イーツリーズ・ジャパン
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三好 健文
東京工業大学大学院情報理工学研究科|独立行政法人科学技術振興機構
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中條 拓伯
東京農工大
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中條 拓伯
東京農工大学大学院工学府
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坂本 龍一
東京農工大学 工学部
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坂本 龍一
東京農工大学
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