JPEG画像の改ざん位置を特定できるフラジャイル電子透かしとその評価
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概要
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本論文では,JPEG形式の画像を対象とする,改ざん位置を特定可能なフラジャイル電子透かしを提案する.提案手法では,与えられたJPEG画像に対して,JPEGのMCU(minimum coded unit,8×8のブロック)ごとにハッシュ関数を用いてダイジェストを生成し,そのダイジェストを分離できる形でMCUに埋め込む.ハッシュ関数への入力は,量子化されたDCT係数,MCUの位置,秘密鍵などである.改ざんの有無の判定はMCU単位で行い,MCUから抽出されたダイジェストと,そのMCUから再度計算されるダイジェストが一致しなければ改ざんされたと判断する.計算機実験により,提案手法が高いPSNR特性と同等の圧縮率をもち,改ざんの有無に関して低い誤判定確率をもつことが示される.
- 2011-05-13
著者
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古賀 弘樹
筑波大学大学院システム情報工学研究科知能機能システム専攻
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古賀 弘樹
筑波大学システム情報工学研究科
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古賀 弘樹
筑波大学大学院システム情報工学研究科
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坂下 光輝
筑波大学大学院システム情報工学研究科
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