複数の画像を復元できる視覚復号型(2,2)秘密分散法の提案(フレッシュマンセッション,フレッシュマンセッション,一般)
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概要
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視覚復号型(k,n)秘密分散法(以下(k,n)-VSSSと呼ぶ)は1枚の秘密画像をシェアと呼ばれるn枚の画像に暗号化する秘密分散法の一種であり,任意のk枚のシェアを重ね合わせることによって元の秘密画像を人間の目で復号することができるという特徴をもつ.本稿では任意の枚数の秘密画像を復元できる(2,2)-VSSSを提案する.この(2,2)-VSSSは2枚のシェアに任意の枚数の秘密画像を暗号化して隠すことができ,シェアの重ね合わせ方の違いにより異なる秘密画像が復元される.また1枚のシェアからは隠されているどの秘密画像に関してもいっさいの情報も漏れることはない.本稿ではもっとも単純な2枚の秘密画像を復元できる(2,2)-VSSSを提示し,さらにその方法を拡張することによって任意の秘密画像を埋め込む方法を述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-07-13
著者
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