一般の Wiretap 通信路に対する符号化定理について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿では, 一般化された盗聴通信路(wiretap channel)における符号化定理を考察する.盗聴通信路[1]においては, 盗聴者の存在のもとで, 送信者から受信者に安全に送ることができる最大の符号化レート(秘密容量)を求めることが重要となる.本稿で考える一般化された盗聴通信路のモデルでは, 通信路は任意の離散通信路でよく, 無記憶性などの仮定を必要としない.本稿ではまず秘密容量C_sを定義した後, C_sを情報スペクトル的な立場から解析する.実際, C_sの上界が得られることを示し, 得られた上界と[5]によって求められた下界が一致するための条件を導く.本稿ではまた, 盗聴者に秘密が漏れない条件を緩くした場合の盗聴通信路の符号化定理も考察する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-03-11
著者
関連論文
- 話題の追跡 個体差認証システムの紹介(3)個体差認証技術の活用による安心・安全な流通ソリューション
- なりすまし攻撃を検出できる(2,2)しきい値法に関する符号化定理(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- 完全相補系列系のいくつかの性質について(一般セッション,フレッシュマンセッション,一般)
- AND攻撃に対する耐性をもつ結託耐性符号の容量について(一般:情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- AND攻撃に対する耐性をもつ結託耐性符号の容量について(一般:情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- 直交したベクトルの集合を利用した統一的な完全相補系列系の構成法(スペクトル拡散技術)
- 情報スペクトル的手法の発展と秘密分散法への応用(若手研究者のための講演会)
- 副情報のあるステゴシステムに対する符号化定理
- ステガノグラフィに対する情報スペクトル的アプローチ(フレッシュマンセッション,フレッシュマンセッション,一般)
- AND攻撃に耐性をもつ結託耐性符号の容量について(一般:情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- 乾電池X線発生装置を用いる米及び米ぬかの蛍光X線分析
- 一般の Wiretap 通信路に対する符号化定理について
- 一般の Wiretap 通信路に対する符号化定理について
- 一般の Wiretap 通信路に対する符号化定理について
- 一般の Wiretap 通信路に対する符号化定理について
- 一般の Wiretap 通信路に対する符号化定理について
- 一般の Wiretap 通信路に対する符号化定理について
- 情報源符号化および仮説検定に対する楽観的な情報源符号化定理について(一般,フレッシュマン,招待講演 : フレッシュマンセッション)
- 情報スペクトルの幅と固定長符号化の最悪冗長度 (情報セキュリティ・情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- 情報スペクトルの幅と固定長符号化の最悪冗長度 (情報理論・情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- gzipのアルゴリズムに基づく情報ハイディング(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- gzipのアルゴリズムに基づく情報ハイディング(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- gzipのアルゴリズムに基づく情報ハイディング(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- 情報源符号化およびシャノンの暗号システムに対する一般的な符号化定理の別形式(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- 情報源符号化およびシャノンの暗号システムに対する一般的な符号化定理の別形式(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- 情報源符号化およびシャノンの暗号システムに対する一般的な符号化定理の別形式(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- なりすまし攻撃を検出できる(2,2)しきい値法に関する符号化定理(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- なりすまし攻撃を検出できる(2,2)しきい値法に関する符号化定理(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- AK-1-4 情報理論的に安全な通信システムにおける情報スペクトル理論の深化(AK-1.情報スペクトル理論とその周辺,ソサイエティ特別企画,ソサイエティ企画)
- 拡張されたなりすまし攻撃に対しても安全な(3,3)しきい値法(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- 情報スペクトルの幅と固定長符号化の最悪冗長度(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- 情報スペクトルの幅と固定長符号化の最悪冗長度(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- 情報スペクトルの幅と固定長符号化の最悪冗長度(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- 有限射影平面に基づく電子指紋符号における不正者特定能力の評価(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- 拡張されたなりすまし攻撃に対しても安全な(3,3)しきい値法(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- 4種類の確率的極限と一般情報源の符号化
- 複数の画像を復元できる視覚復号型(2,2)秘密分散法の提案(フレッシュマンセッション,フレッシュマンセッション,一般)
- 任意の許容可能文法に対する効率的な符号化法
- 拡張されたなりすまし攻撃に対しても安全な(3,3)しきい値法(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- 有限射影平面に基づく電子指紋符号における不正者特定能力の評価(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- 有限射影平面に基づく電子指紋符号における不正者特定能力の評価(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- JPEG画像の改ざん位置を特定できるフラジャイル電子透かしとその評価
- 高レートの記録符号の構成に関する基礎的検討(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- 高レートの記録符号の構成に関する基礎的検討(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
- 相関をもつ2つの一般情報源の独立符号化に対する楽観的な意味の達成可能領域について(一般,LDPC符号,一般)
- FF符号における冗長度と符号化レートの関係について (情報理論)
- AS-2-6 なりすまし攻撃を検出できる(k,n)しきい値法の構成とその最適性(AS-2.ネットワーク符号化と秘密分散法,シンポジウムセッション)
- さらなる情報理論の発展に向けて(若手研究者のための講演会)
- AT-1-2 盗聴通信路に対する符号化定理(AT-1.情報理論的暗号理論,チュートリアル講演,ソサイエティ企画)
- 二次元コードを利用した携帯電話で復号可能な秘密分散法(情報セキュリティ)
- FF符号における冗長度と符号化レートの関係について(情報源符号化)
- 確率的攻撃モデルにおけるBoneh-Shaw符号の不正者追跡アルゴリズム(フレッシュマンセッション,一般)
- 情報源分極に基づく2元情報源の符号化のための基礎的考察(フレッシュマンセッション,一般)
- (k,n)しきい値法における多数決を用いた不正検出方式とその性能評価
- (k,n)しきい値法における多数決を用いた不正検出方式とその性能評価
- 冗長度と符号化レートの両方で最適なFF符号
- 不正者の対称性のもとでの確率的な電子指紋符号に対する符号化定理(記録素子用符号化,一般)
- 確率的攻撃モデルにおけるBoneh-Shaw符号の不正者追跡アルゴリズム