高レートの記録符号の構成に関する基礎的検討(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)
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概要
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高レートの記録符号の構成方法としてGuided Scrambling(GS)方式が提案されている.GS方式は高レートを達成するにあたり制約違反を起こすことがある.制約違反確率を評価するため,本稿では,Pr(0)=pを満たす2値無記憶情報源の長さqの出力が(d,κ)制約を満たす確率P_<ne>(q)を調べる.実際,ある方程式の根λ_1(0<λ_1<1)を用いて,P_<ne>(q)がP_<ne>(q)≈λ^q_1と書けることを示すことができる.また,λ_1と(d,κ)制約通信路の通信路容量の関係も明らかにする.さらに,GS方式の制約違反確率がq→∞で0になるための十分条件も与える.
- 2006-03-10
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