情報源符号化および仮説検定に対する楽観的な情報源符号化定理について(一般,フレッシュマン,招待講演 : フレッシュマンセッション)
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概要
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可算無限個のブロック長において信頼できる符号が存在することを要請する符号化を楽観的な符号化という.本稿では,情報スペクトル的アプローチから一般情報源Zに対する楽観的な情報源符号化定理を考える.楽観的な情報源符号化に関する定理はいくつか知られているが,本稿ではε∈[0,1)までの誤り確率を許す場合について,問題を再定義し,楽観的な情報源符号化に対する最小達成可能レートT____ε(Z)を与える.実際,T____ε(Z)は通常の情報源符号化定理における最小達成可能レートT_ε(Z)と類似した形で表される.また,T____ε(Z)については,従来のものとは異なる新しい表現を与えることができることを示す.さらに,仮説検定問題に関しても同様の議論が可能であることを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-07-15
著者
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